作業興奮 | 社長室がないとマズい理由 その3

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生産性を上げたい

作業興奮 | 社長室がないとマズい理由 その3

From:海東和貴
丸の内のオフィスより

ここまで、社長室の有効性について
記事をお読みいただきました。

今回は、3つめ。
社長室がないとマズい理由。

ドイツの医学者で精神科医、
ミュンヘン大学の教授であったエミール・クレペリンさん。

彼がとても便利なものを発見しました。
「作業曲線」という概念です。
これは、人類の永遠の課題である
「やる気のスイッチ」の場所に関する発見でもあります。

詳細の説明は省きますが、やる気がないときでも、
とりあえずは始めてしまえば
20分後にはやる気が出ているということを伝えたいのです。

クリエイティブな思考をする時間が必要なら、
まずはノートを開いてフォーマットを整えて、
日付や思考するテーマをペンで書き入れてみる。

大量のメール処理をしないといけないのであれば、
「全部をやろう」と思い切るのではなくて、
まずは2、3通、とりあえず対応しようと作業を開始する。

こういう小さなことを始めているうちに、
いつのまにか最高のパフォーマンスが発揮されるということです。

そして、この最高の状態は3時間ほど続きます。
一方、3時間の間に外部から「中断」の要素があると、
パフォーマンスが一気にリセットされ、
最低レベルまで落ちてしまいます。

つまり、この状態を維持するためには、
電話、メール、外部からの接触を
全て避ける必要があるということです。
もちろん、社員からの声かけもです。

社長室がないとマズい理由
その3

それは、作業興奮の効果を得られないから。

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