From：海東和貴
北海道・札幌のホテルより

私の仲間で、焼き肉店を経営している仲間がいます。
彼から聴いた言葉がとても印象深く残っています。

焼き肉店の肉は、当然ながら
お客さんに提供されるように“薄く切られた状態”で仕入れるわけではなく、
大きな塊で入荷します。
それを、顧客に提供できる大きさに自分たちで切り分けるわけです。

包丁を肉の塊にいれ、切る。
切ると、包丁の先に肉の端切れがつく。
（何となくミンチ肉っぽいし、ハンバーグにできないこともないかな・・・）
と思いつつ、やはりそういう出し方もできないので、結局、廃棄することになる。

その、切り分けた際の肉の端切れで、
年間数百万円の損失が発生するのだそうです。

数百万円です。

これを、ちょっと“時間”に置き換えてみましょう。

何か仕事以外のことをして、仕事に戻るタイミング。
そんなに「すぱっ！」と気持ちが切り替わるわけではないですし、
集中力のギアチェンジも必要であることから、
若干の時間的ロスが発生しているはずです。

肉で言うところの、端切れのような時間です。

人間はその“瞬間”には基本的にはひとつのことしかできません。
色々な作業を並行して行っていると、
それだけ端切れの時間が多く発生し、それが人生のロスに繋がります。

何事にも邪魔されない、その時に一番大事なことに集中する時間を
1日に何時間かは取ってほしい、というのが今回の記事の主題です。

集中する時間、取れていますか？

追伸：

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“もっと早く”一等地に近づけたい経営者は、
他にいませんか？

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