[LINE風]トライブというものを考えてみました。| 第117回

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今回は:

トライブというものを考えてみました。| 117第回

前半は「トライブ」という言葉の意味から、自分への憐れみについてなどを語っています。
後半は「新しいビジネスを始める時、どのように進めたらいいか」というご質問です。

(ポッドキャスト本編の14:18~)

はい、改めて海東です。
鶴岡です。
よろしくお願いします。
ではご質問をお願いします。
はい。
読ませていただきます。
新しいビジネスを始めます。
既存のビジネスはある程度は軌道に乗ったので、チャレンジの意味もあります。
ただ、あまりに業界が違うため、商品開発のことはわかっても、それ以外のことについてどのように進めたら良いか、全くわかりません。

こういう場合、海東さんならどのようにアドバイスしますか?

(勉強化でご参加者からいただいたご質問より)

はい、ありがとうございます。
ありがとうございます。
資本金っていう考えかたがあるじゃないですか。
会社作る時に、資本金いくら入れますって。
うん。
かつては一千万無いと会社作れなかったんですよね、資本金って。
当時はネットも無かったので、一般的に事業を起こすためにはまず場所を借りなきゃいけないので場所代がかかる
。一人だと多分できないだろうということで、人件費。機材。色々込みで、一千万の中で三ヶ月~四ヶ月回すことを前提に、もしくは半年~1年回すことを前提に、多分予算を組んでるんですけど、今って1円企業とかいうくらいなので、資本金いくらでもいい。
そうですね。
実際問題ネットがあるので家でも作業できるし、パソコンでできる部分が強いですけど、この方は商品開発なので、実際の物ができるんですよ。
うん。
じゃあ仮に、コーヒーとしましょうか。
このコーヒーの成分、原料の仕入れ、液体を作るための設備、ペットボトル、って考えると、結構なお金がかかる。
恐らくそれを見込んだ資本金は用意してるはずなんですけど。
何を進めたらいいかわからないっていうのは、おそらく商品開発以外の部分。
どうやって売るとか。
あ、そういうことですか。
それがわからないっていう意味なんですよ。
経理とか会計とかもあんまり。ご自身の元々の業界はわかるけど他がわからないっていうと、その部分のリソースの使い方が多分ピンと来てない。
ふ~ん。
リソースっていうのは、ビジネスでいえば人、モノ、金。最初に配分をしておかなきゃいけないわけじゃないですか。
はい。
例えば、僕が物を売るのがすごく得意でこのコーヒーを作ったとすると、開発はわかる。営業もできる。
でも経理がわからない。ってなると、経理の人雇うでしょ。
もしくは外注しますよね。
はい。
逆に僕が、コーヒーの原料はわかるけど、デザインができない。ってなるとデザイナー雇うじゃない。
うん。
自分が分からない領域に関して、わからないことをわかるようにしてくれる人の予算を取らないといけないですね。
それが、コンサルなのか右腕みたいな方なのかそれはわからないですけど。
うんうん。
よく、「せっかく会社作ったのに物が売れない」「自分のサービスが成立しない」って言う人って結構いらっしゃるんですけど、ほとんどの場合広告費を取ってないんですよね。
広告予算を取らないと売れないって思ってて。
そうなんだ。
そうです!
どんなにおいしいコーヒー作っても、住宅地の中に看板出さなきゃ売れないじゃないですか。
そうそう、そうですよね。
看板を作る予算は絶対いるし、人が来てもらうためのチラシの予算もいるんですけど、当初の想定で取ってないことが多いので、売れない要因の一つはそこだと思うんです。
はい。
だから、それができる人と一緒に作るっていうのがいいかなと。
きちっと予算を配分するのが大事かなと思います。
ちょっと意外でした。
広告を考えてない人が多いって。
鶴さんは元々大きな店舗のマネージャーもやって、どういう風に人を呼び込んで、どういう風にリピートしていくかっていうのを考える脳があるから、ご自身が交流会に行くことも含めて、お客さんをちゃんと連れてくる時間とお金を考えてたと思うんです。
うん。
例えばソフト屋開発とかデザイナーさんとかは、悪い意味で言うのではなくて、自分のデザインを気に入ってくれればお客さんが付くって思い込みがあるんですよ。
それは間違ってないんですけど、そもそも自分のデザインがいいって知らしめる手段がないと全く意味がないので、そこの予算はどうしてもかかるということを考えてない人が結構多いと思います。
ふ~ん。
僕の、タスク管理の教材があって、今確か無料で配ってるんでご希望の方には後で送っておきますけど、自分がやらなきゃいけないことを全部付箋に書くと良くて。
はいはい!
そうは言っても付箋に書けないよって言うと思うんですよ。
やること、進め方がわからないって書いてあるから。
でも、多分物を売るよねってことで、「営業」。営業の前に「マーケティング」。此処に書いてないけどこの方のキャラ的に「デザイン」は多分考えてるはず。
あとは「どうやってリピートさせるか」、あと「顧客サポート」ね。
その人の携帯に全部かかってきたら困っちゃうはずなんで顧客サポートをどういう風にやるか。
なるほど~。
漠然とやらなきゃいけないなーっていうのがあると思うんです。
付箋って色々な形ありますけど、指みたいなサイズのピッピッて一枚張るやつと、それより少し大きめのやつあるじゃないですか。
うん。
そうそう。
自分が明確にやらなきゃいけないことはこっち(小さい)付箋で書くと。
デザイン頼むとか考えるとか。
うんうん。
で、やらなきゃいけないけどわからないやつは、「営業」「顧客サポート」って大きいのに書いて、それがこのまるまる一枚でかいのが任せられる人に一回聞くといいですね。
なるほど!
これ一応やらなきゃいけないってわかってるんですけど、何やっていいかわからないと。
一緒に作ってほしいですね、そういうのわかる人に。
わかる人が傍にいて、こういうことがあるよっていうのを教えてもらいながらやると、進めやすいかな。
あ~、いいと思います!
この方の場合は結果として、何をしなきゃいけないって部分はウチでお手伝いすることになったので、そこは大丈夫なんですけど。
一般論、誰に頼んだらいいかわからない場合は、付箋にバーッと書いて。アナログがやっぱり大事です。
うんうん、なるほど。
全然雑談ですけど、異業種交流会で一緒に役員やったことがあるじゃないですか。
はい。
あの時に……当時何人いたんでしたっけ。
40人くらいいたのかな?
30何人くらいじゃないかな。
40弱だと思います。
そっか、狭い方の会場でしたもんね。
そうそう!
その時の36人のチーム割を決めなきゃいけなかった時に、やっぱり壁にピンで付箋を……。
あー!ね、貼りましたよね。
この人はこっち、この人はこっち、とかって。
あれってやっぱりデジタルじゃできないですよね。
なんですよねー!
そうですね、確かに。
カチッてはまっちゃうんですよね、デジタルって。
行間ができないっていうか。
これから何かやりたい時に、やりたいことが見えない時は、理想は紙とペンとか、付箋、ホワイトボードとか。自分が好きなところに書き込めるもの。
うんうん。
Wordってここ(端)に書きたい時書けないじゃないですか。
Excelも、最終的に行を動かせばどうにかなるけど、ピンポイントで今ここに入れたいのに!っていう時に苦労する。
はいはい、確かに!
そういう意味で言うと、アナログに一回全部書き出してみるっていうことがいいのかな。
「こういう場合、海東さんならどのようにアドバイスしますか?」だと、タスク管理に通ずる因数分解を徹底的にやって、恐れずに人に振ることが大事かなと思います。
そのくらいの時間とお金の余裕も欲しいですね。
風の時代になったので、特定の専門職が動くモチベーションがお金じゃない場合が結構ありますよ。
へ~!そうなんですか!
うん。
利益配分とかそういう話も含めて、人が動くモチベートってお金だけじゃなくなってきてるので、なんか巻き込んじゃえばいいと思いますよ。
ふ~ん。
ひとつヒントになるのが、サグラダファミリアですか、イタリアの。昔は行ったこと無い人がいっぱいいたので、「サグラダファミリア見に行きませんか?」っていうツアーが売れたんですよ。
でも今って行きたい人は勝手に行くし、ツアーでいっぱい人を呼ぶので「サグラダファミリア見に行きませんかツアー」はちょっと弱い。
今の若い世代は。
うんうん。
でも、「サグラダファミリア作りませんかツアー」だと人が集まると思うんですよ。
一緒に作りませんかって?
そう、三日間だけでもいいから。だから、「あれ行ったことあるんだよ」じゃなくて「あれ一緒に作ったんだよ」って人に言えるっていう。
作ったんだよってすごいですね(笑)
そういうモチベートもあるので、そこに金銭的なモチベーションて発生してないんですよね。
なんならお金払って行ってますからね。
あ~!そうですよね。
そういう意味だと、お金が無いから人に頼めないっていう考えは一回捨てた方がよくて、いろんな巻き込み方がきっとあると思います。
はい。
なので、苦手な部分は遠慮なく、恥ずかしくもなんともないんで。
そうですね。
専門の人に聞いちゃった方が。
と、思います。
違うアイディアも出てくるし。
そうそう。という感じで、答えになってますかね。
はい!
はい、じゃあ締めましょうか!
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