[LINE風]人間味の線と面| 第93回

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人間味の線と面| 第93回

前半はコロナ禍のお酒事情と着物の話。
後半はSNS投稿に関するお悩み。
インフルエンサーの投稿ってどうなの?というご質問に答えます。

(ポッドキャスト本編の12:03~)

はい、改めて海東です。
鶴岡です。よろしくお願いします。
ではご質問お願いします。
はい、読みます。
いつもありがとうございます
すぐにいかせる内容だったり、少し考えてからでないといかせない内容だったりありますが、とても大切に聞かせていただいています。

以前、海東さんが仰っていた「クレジット」に関する質問です。

SNSに投稿する際、仕事のこと以外のテーマを投稿することで、人間の深みが伝わりやすくなり、その深みや懐の広さのことを「クレジット」と呼ぶ、と海東さんが仰っていました。

しかしながら、いわゆる「インフルエンサー」と呼ばれるであろう人の投稿で、仕事のことだったり、その日に食べたものだったり、フィットネスの内容が投稿されていても、あまり読む気は起こらずにむしろマイナスなイメージを持ってしまっています。

この辺りについて、海東さんはどう解釈されますでしょうか??教えていただきたいです。

From:セレン と ディピティー

ありがとうございます。
セレンディピティですね、どういうのでしたっけ?
なんでしたっけ?映画ありましたよね?
あ、映画あるんだ?
幸運をなんか…
偶然をつかんで幸運を何とかする力みたいな。
そうそう、そんなような感じです。
日本にはないよね、一言では。
確かに。
ありがとうございます。
「クレジット」の話をちょっとだけ復習させていただくと、例えば急に僕が腹痛になったと。で、ここから歩いて同じ歩数のところに2つ病院があると。
はい。
どっちも行ったことがない。どっちに行こうか?
で、ホームページで腹が痛いながら見たときに、お医者さんが診察室に座って、白衣で患者さんを診てるイメージがある写真のページがA院。
で、B院はそれもあるんだけど、土日は草野球をやって平日の夜はお子さんとご飯食べてみたいな写真がプロフィールページにある、と。
うんうん。
全員が全員Bの方選ぶという気は全くないんだけど、Bにややなびきがちなんじゃないかなとは思うんです。人間味が出るので。
どういうことかというと、例えば筋トレが得意な人で、それを職業にしている人とかで、SNSが全部筋トレ関係の人っているじゃないですか。
はいはいはい。
あれってこうひとつ点があって、筋トレに優れているっていうこの線は伸びるんですね、投稿で。
でもこれってまだ線なんですよ。
なんで、人によっては筋肉バカって言う感想持っちゃう人もいるので、例えば、実はめっちゃ本を読みます、と。
うんうんうん。
週に7冊読む、毎日そのダイジェストあげるとなると、フィットネス、筋肉の伸びに対して、別の角度に本が得意っていう線が出ると、これ面になりますよね。
なるほど!
こっちは料理、子育てとか入ると、この多角形が広がっていくのが、まぁいわゆる人間の深さに見えるっていうところで言うと、信頼を得るクレジットの領域であるっていうふうに言ってます。

なので発信は意図的に違う切り口のことを出した方が良いと思うっていうのが、この話が前提にあると思います。

うんうん。
この方がおっしゃてるのはいわゆる自分がフォローしてるインフルエンサーと呼ばれる人たちが仕事のこと以外に、その日何食べたとか、どういうトレーニングしたって言うの見ても全面白くないからっていうのが、同じクレジットの話ではあるんですけど、ちょっとだけ毛色を変えないといけなくて、例えば僕、乃木坂が好きなんですけど、一方で乃木坂の方たちが昼ご飯何食べたかってそんなに興味がないんですけど。
うんうん。
でも一方でアイドル好きの人はその人のプライベートすごく知りたい方もいるから、例えばTwitterに「今日は武道館でライブやってます。」「武道館のライブのケイタリングはこういうのでしたー」で「オフショット」って書いてあると、ファンとしては全部見たいんですよ。知りたいから。
はいはい。
でも例えば僕が「今でしょ!」の人、塾の先生。
あの人、社会でしたっけ?国語でしたっけ?得意なの。
国語じゃないですか?
あの人の国語的センスが僕が好きだとして、Twitterをフォローしてた時にその国語の解釈は投稿を読んでて楽しいんですけど、
林先生!
そうだ、林先生。別になに食ったか興味ないんです。
見ててもなんでこんなもん上げるんだって思うんですよ。
はい。
ってことは恐らくペルソナの設定を間違ってるんじゃないかな。
誰に読まれてるかっていう。
このインフルエンサーの人が例えば、僕がこの人のだとしましょう、セレン と ディピティーさん。
はいはい。
この方を読んでるときに、この人にとってペルソナとは何かを考えてないと。ただ自分がやりたいこと発信しているのであればちょっと考えなきゃいけないですけど、別にセレン と ディピティーさん。がそもそもペルソナではなくて、他に対象にしてる読者がいるんであれば、そはそれで成立するわけじゃないですか。
はい。
なので、まずそれを意識してクレジットを作っていった方が良いっていうのと。もしかしたら自分がペルソナじゃないのかもしれない。っていう話なんですけど。
なるほど。
確かに林先生が「今日何食べた」とか「今日こんなトレーニングした」っていうのは多分あんまりおもしろくないと思うんですよ。
だとしたらどうクレジット出すかなって考えたんですけど、当然国語的な切り口は投稿できると思うんですけど、例えばですね「子供との接し方」みたいな、「教育論」みたいな。
あー、なるほどなるほど!
たぶんクレジットとして横に伸びると思うんですよ。
あとは、まぁそこに興味持つ人がいるか分からないですけども、自分がどうしてテレビに出ることになったか、みたいな。
「もしこれからテレビ出たい人はこういうこと発信するといいんじゃないですか」って言うと、それで3方向に伸びますよね。
そういうことで恐らくクレジットができやすいのかなーっというふうに思います。
アカウントを変えたりとか、じゃあこれはこのグループでとかアカウントで、これはこっちのアカウントで、とか分けるのどうなんですか?
アリですね。
それだと読む側も選べるじゃないですか。
うんうん。
筋トレはこのアカウント、国語の情報はこのカウントとかで読みたいのだけできれば…
良いと思う。
選択肢があっていいな。
クレジットの観点で、DM、お手紙くれたときも、もちろん一斉送信って便利なんでやっちゃうんですけど、極力細分化したほうが良いって。
少なくとも男女は分けるとかね。
内容変えるってことですか?
うんうん。
共通の知り合いで編集ライターさんいるじゃないですか?
うんうんうん。
ザプロフェッショナルの教材をいくつか監修に入ってもらってるんですけど、あの方は女性が意思決定をする商材の文章は得意だけど、男性の美意識を刺激して、車とかそういうセールスの文章は得意ではないって言ってた。
男性脳、女性脳で反応するところが違うからっていうやつですよね。
そう考えるとやっぱり男性に送るものと、女性に送るものの文言は変えた方が良いですよね。
なるほどー
できるのであれば。年代も本当は変えた方がいいし、経営者なのか従業員なのかによっても多分変えた方が良いとは思うんです。
細分化するといいと思いますよ。
うんうんうん。
なんでマイナスに思ったのかで、質問としては書いてないけど、自分がどうやって行けばいいかってことですよね、きっと。クレジットを大きくするために。
そうですね。
切り口はちがうけど、やっぱり隣くらいにある属性のものが良いんじゃないですかね、まず広げるには。
全然無関係なものじゃなくて、ちょっと繋がりがあるような。
その方が多分、なんでこんなこと書いてるんだって思われないから。
結局クレジット広げようとしたところで、読んでもらわないと意味がないので、そういう意味で言うと、類似、違うんだけど近いカテゴリーに広げるか、鶴さんが行ったように属性を分ける、グループを分ける。
どういうものが反応がよくて、反応があるかっていうのに、例えば「いいね」の数とかっていうのは参考になるものなんですか?
うーん、
なにで測ればいいのかなぁって。
Twitterだったら「いいね」より「リツイート」の数ですかね。
ふぅーん!
うーん、何を測るかですよねー。
そう、何をもってしてこの記事はわりと反響があるなっていう風にするのか。
私Facebookはなんとなくやってるけど、アカウント持っててもTwitterとかインスタって、なんか分かんないんですよ。どういうみんな反応してるんだろうなって。
Twitterは何で測ってるのかなー。まぁなんかのリンクが張ってあればね、リンクのクリック率とかでたぶんやると思うんですけど、目的どこにするかだよね。
リンクだけあっても仕事につながらなきゃ意味ないって思う場合もあるし。
なるほどね。確かに。
最終的にはそれで仕事につながるようにって言うのがみんな目的なのかな。
でもそうじゃない人もいると思うんですよ、たぶん。
単純にインフルエンサーになることをゴールにしている人は、どちらかというとみられる数とかだと思うし。フォロワー大事な人もいるだろうしね。
うんうんうん。
どこをゴールにするかだなぁ。
そうですね、目的が何かによっても変わりますもんね。
ね。クレジット広げるにあたっていろんなこと発信するのは全然悪いことじゃないんですけど、近い領域から攻めていくか、属性を分けるかということを検討されるとよりセレンさんのやりたいもの、ちょっとゴールが分からないんであれなんですけど。
海東さんの解釈を聞かれてますしね。
そうそうそう、そう思います。
はい。
そんな感じですか? 答えになってますか?
はい、海東さんの解釈を聞いたと思います!
あははは!
じゃあ答えは以上ということで。
はい、では…
読みますか?
はい!
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