経営者のための実践インサイト#3 / 治療院の“粗利”が3倍に！院長の「15分の思考習慣」がもたらした驚きの変化 [思考習慣のフォローアップ事例]

「技術には自信があるのですが、広告費ばかりがかかって、お金が手元に残らないんです・・・」

都内で治療院を営むAさんは、施術歴15年のベテランながら、悩んでいました。技術も日々アップデートをしているし、患者さんからの評価も高いにもかかわらず、銀行口座に翌期に残るお金がほとんどない、という経営が続いていました。

しかし、ある「思考習慣」を取り入れることで、この状況を劇的に改善できました。

Aさんは、朝15分の思考習慣を導入することで、わずか1年で粗利（決算書のP/Lで“売上総利益”の部分）を3倍にすることができ、翌期にも新しい技術や設備に投資するお金を十分に確保できるようになったのです。

Aさんはどんな思考習慣を身につけたのか

ある統計によると、
・肩こり・腰痛に悩む人：国民の約5割
とあります。

また、全国には「治療院」にカテゴリーされる施設がおよそ 22万軒程度あると推察されます。
日本国民の数 ÷ 2（肩こり・腰痛に悩む人：国民の約5割）÷ 22万＝ 220人
となり、つまり1治療院あたりがマーケットから占有できる人数は220人となり、机上の机上の空論ではありますが、その中で優位性を保っていくことには真剣に差別化について考えることが必要になっています。

このような状況下ではやはり「技術力」だけでの差別化が難しいものです。
そこで Aさんは次のような思考習慣を続けることを心がけました。

【習慣1：「患者様の人生への貢献」を考える朝の8分】
・来院予定の患者様のカルテを確認し
・その方の目指す生活像を具体的にイメージし【思考】
・どんな付加価値を提供するかを専門用語を排して具体的に言語化すること【思考】

【習慣2：「院の提供価値」を深める朝の7分】
・昨日お越しの患者さまの声の言語化とデータ化
・プレゼンテーション方法と改善アイデアの具体化【思考】

実践のポイント

・朝の時間帯に
・15分で3つの思考をすること

これを習慣化することです・
Aさんは、私たち【ザ・プロフェッショナル】® が提唱する

思考ワークフレーム
付加価値を言語化して実装するプロセス
良い習慣を“悪習慣”のようにいとも簡単に習慣化する仕組み

を活用して、この思考習慣を確立しました。

明日からできるアクション

思考記録ノートの準備
→ A4サイズのスケッチブックを横向きにして使う
タイマーのセット
→ スマートフォンで 8分 / 7分のタイマーをセット
重要事項について思考した記録/履歴を紙に残す

この思考習慣により、Aさんの治療院では：
・リピート率⇒52%→88%に向上
・患者様からの紹介⇒月平均4.8件→12.3件に増加
・顧客単価⇒120％〜270％の平均範囲で増加

あなたのビジネスにおいても、明日からの実践で成果を出せます。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

追伸：

スタッフ1名あたりの年間粗利が2,000万円を超えると、ご自身の仕事のやりがい、従業員満足度が上がります。詳細は省略しますが、この水準を超えるということは、ロイヤルカスタマー（上得意先）と多く取引があることを指します。つまり「あなただから任せている」「あなたの好きにやって良い」という顧客が多くいる、という状況になります。

そういうお客さまに囲まれたら、やり甲斐、高まりますよね？？

計画が計画通りに行かないのは、その計画が、成功するようにデザインされていないから。現実を変えるには、成功されるようにデザインされた計画を手に入れれば良いだけ。そのための、

提案成約数を倍にする
シンプル・スプレッドシート管理術

を武器として手に入れませんか？

スタッフひとりあたりの粗利を年間2,000万円超えにする！
経営戦略パートナー養成アカデミー
無料体験会

直近の開催予定 / 全てオンラインでの開催のため、どこからでもご参加いただけます。