仕事をゲーム化する

ところが、その10人が職場に戻るや、
そのまとまりはまったく見られなくなってしまう。
これはなぜなのか。

チャールズ・A・クーンラット / リー・ベンソン著作
『スコアをつければ組織は動く』
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あんなに結束していた
良いチームだったのに
どうもそれが仕事に活かされない。

その原因はメンバーの「見ているもの」の違いだ。

親睦会でバレーボールをしていた時は
メンバーみんなが
“どんなゲームに勝とうとしているのか”明確だった。

とにかく点を取って、
今向かい合っている相手に勝つ、
それだけだからな。

ところが職場に戻ると
戦う目的が全員違っている。

効率的に仕事をすることを考えている人
評価してもらう事を気にしている人
顧客対応に注意を払う人
営業成績を気にする人
ワークライフバランスを考える人

戦う目的がこれだけバラバラでは
一致団結するのは難しい。

どうすればいいのかと言えば
答えは簡単だ。

親睦会のバレーボールと同じように
共通の目的を作ればいい。

共通のスコアカードを作り
採点表を作る。

スコアカードは他者との比較ではなく
あくまで自分のパフォーマンスを比べるんだ。
過去の自分、最近の自分をスコア化してみる。

これは海東の会社でも導入しているが
かなり良い効果が出ているそうだ。

読者諸兄のビジネスにも
活用してみたらいいかもしれないな。

きっとスタッフのパフォーマンスが
上がっていくと思うぜ。

「濃い」ご縁ってとこに注目だぜ。