失敗の言い訳を一掃する

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新製品・新事業を開発したい

失敗の言い訳を一掃する

From:海東和貴
旧居のリビングルームより

これから述べることは、
私自身の経験が土台となっています。

私には悪い癖があります。
それは完璧主義が無用な尾ひれをつけたような癖で
「完遂できるイメージが できない物事には、
取り組むことを躊躇する」というものです。

そして、この癖が発動するのは
「物事を始めるとき」だけではありません。
何かに取りかかったあとでも、都度、
節目毎にこの癖が発動します。 

始めるとき「うまくいかないかも」と考えて、
躊躇する。

始めたあと「これは難しすぎて飽きるかも」と考えて、
躊躇する。

しばらくして「これは後で改めて取り組めば良い」と考えて、
目の前のことに全力になることを躊躇する。

「成功」の反対は「失敗」ではなく、
「何もしないこと」です。
「何もしない」状態を脱し、
何かをするから「失敗」をします。
そしてそれを乗り越えてこそ「成功」 があります。

何もしないこと→失敗→成功

成功の対極は失敗ではなく、
何もしないこと、です。

エジソンが電球の開発に成功した際、
インタビュアーから「一万回も失敗したそうですが、 
苦労しましたね」と言われた彼は、
「失敗ではない。うまくいかない方法を
一万通り発見しただけ だ。」と答えといいます。 

成功の対極にあるものは「何もしない」こと。

何が言いたいか。
つまり、行動した結果、
成功に至る間には必ず「失敗」がある
ということを前提事項とするのです。

「どうあがいてもむかつく人はいる」し、
「やることはいつまでたって も終わらない」し、
「何か行動を起こせば、必ず失敗を経る」のだ、と。

つまり、事前に「失敗のネタ」を
シミュレーションしておく。
この行動を起こせばきっとこんな課題や
壁とぶつかるというものをリストアップし、
そのそれぞれに対して「もしこういう事態になったら、
こうやって解決しよう」と決めておくのです。
事前にこれらを決めておくことで、

失敗した際に「行動を辞める言い訳」を
一掃することができます。

お化けがもっとも怖がられていた時代は、
お化けに「お化け」という名前がついたいなかった頃です。 

先に起き得るリスクに
名前と対処法を書き出してしまいましょう、という話。


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