事業基盤を強化・再編したい
言い訳させない
From:海東和貴
丸の内のオフィスより
私が経営参謀として
顧問に就かせてもらう企業と結ぶ契約書には、
付随書類がいくつかあります。
その中に、こんな文言があります。
* * *
実行責任:
成果が上がれば自分のおかげ、
成果が上がらなければ人のせいにする人がいます。
しかし、私たちが提供するノウハウを実行するのは、
あなたの責任です。
従って、成果が上がれば自分のおかげであり、
且つ、成果が上がらない場合も
自分の責任とお考えください。
あなたの事業です。
あなた自身が責任を持って羽ばたかせてください。
尚、部下や外注のせいで、
実行が遅れるという場合も少なくありません。
しかしそれでも、それはあなたの責任です。
「今日の天気が雨なのは自分の責任」
と捉える人こそが、本当の意味で成功する人です。
* * *
これを“逃げ”と捉える人は、
きっと弊社とは相性が合わないはずです。
この文言は、決して“逃げ”ではありません。
なぜかと言えば、
弊社では顧客がきちんと行動した上で
成果が伴わなかった場合、
返金や、無償での契約期間延長など施策を行い
「顧客が勝つこと」にコミットしているからです。
では、なぜこんな文言が入っているのか。
それは、全ての責任を自分が引き受けて欲しい
という願いを伝えたいからです。
ビジネスにおける“自由さ”と“責任”の量は
比例していると思っているからです。
責任を引き受ければ引き受けるほど、
その領域では自由になります。
何かを「人のせい」にすると、
その分野は人任せになりコントロールができなくなります。
一方、自分の責任の範疇においては
「人のせい」にできないわけですから、
全てのコントロールは自分が行うことになります。
自分がコントロールを行えば、
右に行くにも左に行くにも、
あなたはハンドル自由に操作できます。
自由さが増します。
責任を負うほどに、自由になります。
政府のせい、
人があんなことを言ったせい、
天気のせいにしていては、
その分野において自分は自由になりません。
人が動いてくれない限り、
自分の想いを実現できないからです。
責任を引き受けて、
より自由度の高い“ビジネスの操縦室”を手に入れるために、
今週できることはありますか??
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