作業デスクが散らかると、
どうしても片づけたくなる、という場合があります。
でも、これ。
時に「言い訳」になっていることがあるんです。
「片付けをしてから、やる。」
という、後回しの思考パターンが発生しているときが。
「散らかっている」という状態を、
2つのパターンに分けて考えてみます。
ひとつめ。
本当に散らかっている場合。
どこに何があるか分からず、
必要なものが必要なときに出て来ず、
何もかもが全く手につかない状態。
無秩序。
一方で、こういう場合もあります。
ふたつめ。
一見、散らかっているようにみえるけれど、
実は秩序を保っている、という場合。
ワンルームのアパートを想像してください。
部屋の真ん中に、こたつ。
そこでぬくぬくと温まりながら、
手の届く範囲に、全てが収まっている状態。
よく、散らかっているようにみえた部屋を
親や第三者に片づけられて、
「ああ!どこに何があるか、完璧にわかってたのに!なんてことしてくれたの!」
というようなパターンです。
この場合、無秩序にみえたけれど、
実際は秩序を保っていたわけです。
話を戻します。
人からみて「散らかっている」状態と、
自分からみて「散らかっている」状態って、
実際には、乖離がある場合があります。
つまり、
「別に散らかっててもいいじゃん。」
「自分で、何がどこにあるか、わかるし。」
「このデスクは、自分しか使わないんだし。」
ということも、思考パターンとしてはあり得る、
ということです。
ここに、ブレークスルーがあります。
積み重なった習慣によって、
自動的に「後回しの言い訳」となっている、
自身にとっての阻害要因って、あるかもしれません。
自分に対して、
気がつかないうちにブレーキをかけている要因。
成長を阻んでいる要因。
片づけ、に限りません。
恐らく、色々な切り口で、
浮かび上がってくる可能性のあるものです。
時に省みる時間をつくってみると、
思わぬエンジンを手に入れることが
できるかもしれません。
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