新製品・新事業を開発したい
行動を起こさせる方法
From:海東和貴
新宿駅地下街のカフェより
遅ればせながら、
本年もよろしくお願いいたします。
あなたにとって、有意義な
更なる飛躍の1年となりますように。
さて。
私は、いわゆる“絶叫系”と呼ばれる
乗り物が好きです。
特に、印象に残っているのは
完成初期に乗った
富士急ハイランドの「ええじゃないか」です。
(余談ですが、個人的に、
「乗ると名前の由来がわかる」
という感覚があります。笑)
あなたが今でこそ好きだけど、
初めて体験するまでは
恐怖を感じていたもの、
思い返してみてください。
絶叫系マシンでも良いですし、
スカイダイビングでも良いですし、
金融機関との交渉でも良いです。
・・・。
思い返しましたか??
そのときのことを、
時系列で思い出してみて欲しいのです。
私事で言えば、例えば
タワーハッカー。
カタカタと垂直のタワーを上がり、
最高点に登りきったところから、
一気に落下するという、あれ。
そのアトラクションに
乗るための列では
はっきり言って恐怖のみでした。
列から離れてしまおうか、
と思ったりするわけです。
ところが、いざアトラクションの席に着けば、
まだ恐怖は残りつつも
腹は決まってきます。
いざ最高点まで行って、
落ち始めた頃には、
得体の知れない恐怖は消え、
今まさに自ら体験していることに
基づく感情だけが沸き起こります。
驚きや、急降下による体調の変化や、
叫びたい衝動や、
ちょっと笑いたいような気持ち、
いざ終了したときの安堵感。
今日の本題。
行動している真っ只中には
「恐怖」は消える。
ここでいう恐怖とは、
「やめとこうかな」
という、行動を阻害してしまう
後ろ向きの恐怖を指します。
絶叫マシンの例は極端ですが、
ビジネスにおいては、
このことは顕著に言えます。
やるのが怖いな・・・。
やったらどんな反響があるか恐ろしいな・・・。
体験したことないことだから
怖いしやめておこうかな・・・。
こういった恐怖は、
行動してしまえば消える、
と考えてみてください。
行動している真っ只中には
「恐怖」は消える。
あなたのスタッフに、
もし物事に躊躇する癖のある人がいるとしたら、
あなたのすることはシンプル。
(実際には複雑な要素もありますが、
シンプルに考えた方が
行動は促進されやすいという意図から。)
いかに「行動の最初の一歩」を
「障壁が低いんだ」と思わせるのか。
アクションプランを
「段差の小さな階段」のように
デザインするにはどうしたら良いのか。
それを、考えること。
ここにフォーカスすることで、
あなたにとっても、スタッフにとっても、
シンプルな行動に落とし込むことが
できるようになり、
「恐怖を感じている暇もなく、
いつの間にかタスクを完了していた」
という状態を作り出すことができます。
行動している真っ只中には
「恐怖」は消える。
最初の一歩を小さく踏み出してもらい、
いつの間にか「行動している真っ只中」
に立たせてしまうことができれば、
恐怖によって躊躇する隙を与えません。
これはスタッフに限らず、
自分自身の行動についても、
同様のことが言えます。
そして、マーケティングにおいても。
コメント