よく、新人のアルバイトに纏わる話で、
先輩「わからないことがあったら訊いてね。」
新人「わからないことが何なのか、わかりません。」
といった会話が取り上げられることがあります。
ギルバード・チェスタトーンという人の言葉で、こういったものがります。
“解決策がわからないのではない。問題がわかっていないのだ。”
多くの経営者と関わると、「何かを打開したくて仕方ない」けれども、その「根源の問題」が認識されていない場合が多くあるな、と気かつきます。
自分の「眼球そのもの」は鏡を通さないとみえないように、自分自身の問題は、何か外部に投影されないとなかなか気がつかないものです。
寝癖。誰かの指摘で気がついてしまえば、すぐに直せます。でも、気がつかないと、ずっとそのままです。私のもとを、自ら訪れてくださった方は、本当に素敵な「近道」を見つけたな、と思っています。
自分が抱えているものを、まずは認識する。寝癖の場所を把握する。
そこから、
・社長の労働時間の半減し
・(売上ではなく)利益を2倍にすること
への近道が延び始めます。
コーチに限らず、自分の周りに「寝癖」を指摘し、素敵な行動をしたときには全力で褒めてくれる人、いると成長が早いというのは納得いただけるかなあと思います。人生に躍動感が生まれますから。
信頼できる誰か、皆に見つけて欲しいなと思っています。そのとき、ひとつだけ気をつけるポイントが。「口の堅い人」を選んでください。喋ったことが、そのまま世界に流れてしまっては、安心して腹を割ることもできないでしょうから。
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