売上げUP・シェア拡大をしたい
[続き]休眠顧客にフォーカスする理由
From:海東和貴
青山のオフィスより
前回の記事で、
もし、一定数のお客様がいらっしゃる上で、
“更に”集客したいと考えている経営者がいたとしたら??
という切り口で記事を書きました。
今日は、その続きです。
なぜ、
新規顧客の開拓よりも、
休眠顧客へのアプローチに時間とお金をかける方が良いのか。
なぜ、
休眠顧客へのアプローチ > 新規顧客開拓
なのか。
例えば、ある飲食店をサンプルにしてみましょう。
顧客単価 7,000 円の和食を提供する飲食店です。
ランチは、1,000 円で定食が出ます。
ある会社の管理職(Aさん)がたまたま
その店でランチを食べたとします。
1回目:
たまたま入った
↓
とても美味しいと感じた
2回目:
またあのランチを食べたいと思って店に入った
↓
やっぱり美味しかった
3回目:
ランチが美味しかったので夜も食べたいと思った
↓
夜も美味しかった
4回目:
夜は高めの料金だったけど美味しかったので仲間を誘った
↓
自分も満足したし、その人も気に入ったと言っていた
5回目:
接待で利用した
↓
みんなが満足して笑顔だった
6回目:
オーナーから「ちょっと高いけど特別コースがある」と
1万5千円コースのお誘い葉書を受けて店に入った
↓
ものすごく美味しかった
そして、そのまま良好な関係が続いたいましたが、
ある日、「そういえばAさんが久しく来ていない」
と、その飲食店のオーナーは気付くのです。
Aさんは、休眠顧客になってしまったのです。
ここで、Aさんの道のりを振り返ってみましょう。
まずは、安い価格のサービスを使い、
そこで満足したのでリピートし、
そこでも満足したので高い価格帯のサービスに移行し、
そして仲間にも紹介し、接待で大人数の利用、
高額商品のオファーにも乗るようになりました。
例えば、道行く人にビラを配って
「1万5千円のコースはじめました。よかったら。」
と伝えたところで「はあ?」と言われますよね。
新規顧客に、その価格のコースを売るのは無理である場合が多い。
何が言いたいか。
新規顧客は、富士山で言えば麓からゆっくりと昇ってきますが、
休眠顧客で既に富士山の八合目まで
店のサービスを使いこなしているとして、
休眠から明けたときに、またその八合目に戻ってきてくれるのです。
前の記事でも書きました。
休眠顧客はあなたのビジネスに対して、
強い意思をもって「もう買わない」と決めた場合もあるでしょうが、
ほとんどの場合、「ただタイミングを逸している」だったり、
「記憶の範疇から抜け落ちている」だけだったりします。
そこにアプローチすることで、
その休眠顧客(Aさん)は富士山の麓からではなく、
いきなり八合目までヘリコプターで戻ってきてくれるのです。
想像できましたか??
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可能な限り、何かしらの形でお答えします。
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