気持ちいい○○

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気持ちいい○○

From:海東和貴
丸の内のオフィスより

欠けたドーナツ理論、というものがあります。

丸い美味しそうなドーナツがお皿に乗っている。
それを、誰かがひとくちかじって、お皿に戻す。
すると途端に「美味しそうなドーナツ」が
「かじられたドーナツ」になる。

一口かじられただけなので、
「美味しそうな部分」は80%以上が残っているのに。

つまり、人は満たされた部分よりも、
欠けた部分に目が行くという理論です。

この件の賛否はさておき、
とても幸せな環境に生きているのに、
少しネガティブなことが起こるとそちらに気を取られがち、
ということはよくあることと思います。

人は、ネガティブなものにより強く反応する、ということ。

朝、起きてから移動を開始するまではハッピーだったのに、
途中ですれ違う人に舌打ちされて、急にテンションが下がったり。
関係者からの電話でネガティブなことを言われて落ち込んだり。
コーヒーを買おうとしたらいつもは並んでいないのに、
列ができていて買うのに時間がかかっていらっとした感情が沸いたり。

人は、ネガティブな要因に出会うと、
感情を引っ張られがちです。

そんなときに、試してみてほしいことがあります。
それは自分が「気持ち良い!」と思う瞬間を、
しっかりと認識する、ということです。

小さなことでも良いです。

美味しい料理を食べた瞬間。
好きな仲間と会話をしている瞬間。
淡い恋をしている瞬間。

自分が「ああ、気持ち良いなあ。幸せだなあ。」と思える瞬間を
明確に認識し、そのことが起こった瞬間を、
自分をリセットするタイミングにするのです。

日常的に起こる、小さな出来事だと効果的です。

例えば私の場合、
「横断歩道に近づいたら信号が青になった」
「ホームに降りた途端に電車が来た」
場合に、「あ、ラッキー」と思って、
自分をリセットする瞬間にしています。

あなたは、自分が「気持ち良い!」と思える瞬間を
明確に持っていますか?
それを、自身の状態をリセットするタイミングにしてみませんか?

今日もお読みいただき、ありがとうございます。

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