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例のテストの話。
From:海東和貴
自宅の書斎より
あるシェフの話。
新開発のソース。
魚料理にかけるためのものです。
最終的に、微妙に調味料の配合を変えた、
2つのソースが出来上がりました。
どちらを最終的に採用するか、とても迷うシェフ。
Aのソースが良いか。
Bのソースが良いか。
最終的に、お客様にお出しする前には、
確定しなくてはなりません。
そんなとき、どうするか。
きっと、親しい人に味見を頼んで、
どちらが良いかを選んでもらうことになります。
10人に食べてもらい、仮にBのソースの方に人気が集まれば、
まずはBのソースを、実際にお客様に提供することになります。
そして、そのBのソースを基に
その後の改良を進めていくことになります。
* * *
今日の主題。
物事に「満点はない」ということ。
満点があるのは、試験くらいでしょう。
実際の人生やビジネスにおいて「満点がある場面」というのは
皆無と言っても過言ではありません。
これは、広告媒体も同じです。
見込み客に反応してもらうための、あらゆる広告。
基本的に満点はありません。
ただ、日々、精度を高めていくことはできます。
そのために必要なことが、先のシェフが行った“テスト”です。
AパターンとBパターンを用意し(両者の差は1箇所のみ)、
両方を同時に展開し、数字を取る。
そして、成約率の高い方を基に(仮にBの数字が良かったとしたら)
今度はそのBの広告を基に、B1とB2をつくり、
また数字を取る。これをずっと続けます。
これにより、広告の反応率を高め、
見込み客へより伝わりやすく、反応の取れる広告を
つくりあげることができるようになります。
詳細は Google などで
「A/Bテスト」(エイビーテスト)と
調べてみてください。色々な方法が出てくるはずです。
あなたの広告に満点はない。
けれども“より高み”を目指すことはできます。
その答えのひとつが、A/Bテストです。
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