忍びざる心

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人材を強化したい

忍びざる心

From:海東和貴
自宅近くのカフェより

前回の記事では、上杉鷹山が考えた「3つの壁」について書きました。

今回は同じ小説を題材に、少し違った切り口から。
今の世の中、特に都心部について「窮屈で暮らしにくい」という印象はありませんか?
何かすると「不謹慎!」「こうあるべきだ!」と批判がなされ、
価値観が均一化しすぎているような印象。

世の中には“100点満点の正解”などはなく、色々な価値観があります。
多くの価値観、多様性があったからこそ、
人類はここまで繁栄しました。
一辺倒の価値観や免疫しかなかったら、人類は絶滅していたはずなんです。

何が言いたいかといえば、小さな器で「べき論」を語らずに、
もっと大らかに人を認めても良いのではないか?
と思う場面がある、ということです。

上杉鷹山の小説の中に、こんな記述があります。

「人間は誰でもその性は善である。他人に対するやさしさを持っている。
 しかし何からの理由で、そのやさしさが表に出ないことがあると説いている。」

じゃあ、その“善”であり“やさしさ”の正体は何なのか。

そのヒントを「忍びざる心」と書いています。

想像してみてください。
あなたが井戸の前を通ったとき、
今まさに子どもがその井戸から中に落ちようとしています。
あなたは「大変!」と思って、何も考えずに
とにかく助けるために駆け出すのではないかと思うのです。

これが人間の本来の自然の心理であって、
この自然の心のことを「忍びざる心」、つまりは
見ているのは忍びないという気持ちである、と。

人は、生まれて、育てられて、社会に揉まれているうちに、
この「忍びざる心」が出にくくなっている場合があります。

例えば、人が駅で倒れていてもなかなか声がかからない場面もあると聞きます。
それは「どうせ酔っ払っているんだろう」だったり
「次の約束の時間までがタイト」だったり
「面倒なことに巻き込まれてなくない」だったり
「他の人の目が気になる」だったり
「声かけた瞬間に刺されたら嫌」だったり、
色々な理由によって声がかからないのだと思います。
色々な理由で「忍びざる心」に蓋をされているのだと思います。

でももし、人がいつでも思いのままに
「忍びざる心」を発揮できる世界になったとしたら、
どんな未来が待っているでしょうか。

そんなことをふと考える時間がありました。
あなたは、どんな意見を持ちましたか?

今日もお読みいただき、ありがとうございます。

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