戦略1:あなたの会社を、見込み客に思い出してもらう方法。

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戦略1:あなたの会社を、見込み客に思い出してもらう方法。

会社における基礎を固めるために、
5つのことを決める作業をしよう、と提案しました。
昨日の記事「8万円をケチって、1,200万円を損した男の話。」の続きです。

今日は、1つめの話をします。

良いものを提供すれば、お客様がつく。
お客様の満足度を上げれば、紹介が発生する。

こういった想いを潜在的にお持ちの方は、いると思うのです。
間違ってはいないですし、この価値観が必要なときもあるでしょう。

ただ、この考え方をビジネスの根底におくと、成長が鈍ります。
その理由を紐解いていきましょう。

質問です。

あなたは四六時中、和食を食べたいと思っていますか??
良いプロフィール写真を撮ってほしいと、いつも考えていますか??
優秀な法律家に、自分を弁護してほしいって毎夜毎夜のように考えていますか?

きっと、考えていないと思うんです。
人は、他にもたくさん考えないといけないことがあります。
毎日、同じことなんて考えてられない。

つまり、あなたの会社の強みに対して、人は毎日のようにニーズを感じていないという大前提があります。

逆なんです。
ニーズが起こったときに、あなたの会社を思い出してもらうことが大事。

親戚が癌になった ⇒ あの名医を頼ろう
美味しいワインを飲みたい ⇒ あの店に食べに行こう
快適なアプリで解決したい問題がある ⇒ 彼に頼もう
節税しないと! ⇒ あの税理士に頼もう
恋人と非日常で遊びたい ⇒ 舞浜に行こう

という思考です。
「選んでもらう」の一歩先、○○○と言えば、あなた、という方程式を、見込み客の頭にインストールする必要があります。

ここで、会社における基礎を固めるために考える、5つのことの1つめ。

戦略1:USPを考える。

USPとは、Unique Selling Propositionの略。
消費者の購入理由となる特徴的なベネフィットを表すメッセージのこと。

○○○と言えば、あなた。
これの○○○の部分です。

USPは、私のクライアントとのセッションでも多く扱うテーマですが、そんなに簡単にはできません。
ただ、ご自身でできる最初の一歩として扱うには、エレベーター・ピッチを考えることが有効です。

エレベーター・ピッチとは、ITの本拠地である米シリコンバレーが発祥のもの。
「エレベーターの中で投資家と出会ったら、起業家は自分のビジネスプランを30秒(250文字程度)で的確に伝えられなければ、未来がない」と言われてきたのです。

自分の持つ価値を、一言で相手に伝える術。
これを極めれば、自然とUSPも洗練されていきます。

私のクライアントで、エレベーター・ピッチの叩き台をつくり、早速、交流会でお相手に伝えたところ、すぐに仕事の引き合わせがあったという極端な例もあります。
それくらい、強力です。

次回は、戦略2をお伝えします。

1,200万円の年商アップをした社長が、
そのために支払っていた8万円。
その正体とは。

http://kaitokazutaka.com/lp/?p=107

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