[LINE風]オチはないんだけどなんか忘れられない小学校の思い出| 第116回

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オチはないんだけどなんか忘れられない小学校の思い出| 第116回

前半は、小学生の時の忘れられない話、先生との思い出などを語っています。
後半は「努力すれば本当に報われるんでしょうか?」というご質問です。

(ポッドキャスト本編の11:38~)

はい、改めて海東です。
鶴岡です。よろしくお願いします。
ではご質問をお願いします。
はい。読みます。
「努力は報われる」と言いますが、果たしてそうでしょうか。
報われない努力もある、というか、なんだか根性論のようで、
あまり馴染めない価値観です。
諦めたら試合終了とも言いますが、諦めなければ勝てるのでしょうか。
海東さんは、どう考えますか?

(勉強会でご参加者からいただいたご質問より)

ありがとうございます。
ありがとうございます。
うん、根性論は私も苦手なので、この方の仰ってる意味はよくわかった上で。
うんうん。
子供に伝える話と、大人が生きていくための価値観ってまたちょっと違う話なので、今から僕が言うことがそのまま子供の教育に使えるかわからないですけど、大人が考えたりとか、部下の研修とかに考えを照らし合わせるのには比較的使いやすいのかな、というものを持ってきました。
はい。
前に、卒業生向けのPTA会長の祝辞で、「成功の反対は失敗だと思ってる人がいるけど、実はそうじゃなくて『何もしない』から『失敗』を経て『成功』に行くので、失敗するかもしれないって動いてない人は成功もできないから、最初の一歩を踏み出すことを試してみてほしい」みたいな話をしたことがあって。
うん。
だから、失敗は成功の通過点であるっていう大前提はあるんですけど、一方で努力が報われるかっていう観点で言うと、僕らは時間の制限があって。
一番大きいのは寿命ですよね。
そうですね。
その寿命の中でできるかってちょっとまた違う話になってくる。
努力が報われるかっていうのは、努力の方向性だと思うんですよ。
あ~、そう思います。
間違った努力してても。
そうそう、よく例にも出しますけど、東京から大阪に行く時に、着実に大阪に向かって歩いていればいつかは着くんですけど、最初から青森を目指してたらもう無理なんですよね。
いつか一周したら(笑)
そう(笑)
長生きな人で、どっかでぐにゃぐにゃして戻ってきて、生きてるうちに大阪にたどり着けばそれはラッキーですけど。
向きが違うし、今のご時世だったら歩かなくても新幹線だったらもうちょっと早く着くっていう選択肢もある。
うんうん。
まず現状把握と手段の確認をすることが、努力が報われる大前提なのかなという気はします。
うん。
一般的に、人って自分の現在地がよくわからないんですよ。
そうですね。
地下鉄から出た時がすごくわかりやすいと思うんですけど、一瞬方向感覚が無くなるじゃないですか。
ああ、確かに。
でも、iPhoneとか出して、もしくはそこに掲出されてる地図で現在地を確認して、「ああ、このビルがアレだからこっちに向かうんだ」っていう、現在地の確認と方向性の確認って、外部の力を使ってやることが我々は多い。
なので、何か目指したいものがあるのであれば、いわゆる自分の現在地の確認と、方向性を見つけてくれる外部の何かを頼るのがすごくいいのかなと思います。
うん、そうですね。
家族でもいいですし、いわゆる私たちみたいなコンサルタントに頼んでもいいですし、もしくは昔の先生を頼るとかも手だと思うんですよね。
うんうん。
現在地がわからないとどこも向かえないので、現在地を発見して、方角を確認して、方角が合っていれば、努力はいつか報われるんじゃないかなという気はします。
あとなんか、「あ、これは自分には叶わないんだな」って一回負けを認めるのも結構いいと思います。
諦めたら確かに試合終了っていうのはそうじゃないですか。
だけど、諦めるとかじゃなくて、一回負けを認めてみるっていうのも、自分を認めることにも繋がってくるんじゃないのかなと。
あぁ、取捨選択ですよね。
それが自負になるんじゃないですか。
あ~、なるほどね。
それで思い出したことがあるんですけど。
はい。
自分の達成したいことが風船のように散らばっているとしますよね、目の前に。
で、一個一個潰していくとパチンパチンやっていかなくちゃいけなくてすごく時間がかかるんですけど、この辺に大きいマトがあって、マトの中心を狙うと周辺のいくつかの風船が一気に割れるみたいなことってあると思うんですよ。
前にPodcastで話してますけど、お寿司屋さんの修行で20年やらなきゃいけないって、そういう話しませんでしたっけ。
うん、ありましたね!
それをしなくても違う方法があったりするかもしれないし、っていう話。
確かそうですね。なんかゲスい話ですけど、わかりやすいのは経済合理性かなと思うんです。
例えば「沖縄に家が欲しい」「沖縄にいつでも行ける移動手段が欲しい」「アメリカにも家が欲しい」「アメリカに自由に行ける移動手段が欲しい」ってなった時に、これを一個一個考えていくと結構大変だと思うんですけど、究極の話、お金を稼げば一気に解決するっていうこともあるじゃないですか。
うんうん。
お金があれば自分の飛行機を買うこともできるかもしれないし、そのへんに沖縄に向かう便なんていっぱい飛んでるので、自分が目指す時間でファーストクラスで行くのも手だし、そういう意味で言うと、今はお金を稼げば叶いやすい夢はある。
それが全てとは思わないけど、あくまで例として。
はい。
そういう大きい的を一つ見つけて、今努力で報われたいと思ってる分野が勝手に叶っちゃうような大目標が見つかると、より強いかなと思います。
そうですね。一歩引いて客観視することで、「ここ目標って思ってたけどこういう風にやればそれも網羅してできるかも」って。
という気はします。
その結果多分取捨選択もできるんですよね。あ、これ別にいいや自分やらなくて、みたいな。
そうですね。あまり固執しすぎしすぎちゃうと他のものが入って来なくもなっちゃうし、常に柔軟性はあって全然いいと思います。
諦めたらそこで試合終了って思ってると、逆に諦めちゃいけない!ってなっちゃう。
違う選択肢が出てきた時にそれを選べる自分ではありたいですよね。
確かに。
魔女の宅急便で、キキが飛べなくなった時にしばらく絵を描かないって言った絵描きさんがいて。
大好きあの話!
やめると決めるのも手だし、一旦やめるも手だし。
そうそう、そのうち描きたくなってくる。
いろんな選択肢がありますもんね。
何が正解とかは無いですね。
そうですね。自分の現在地と方向性の確認をして、それが自分の寿命内で解決できる問題であれば、もしかしたら叶うかもしれないし、近道というか、スピードアップする方法がもしあれば、根性論で日々筋トレするよりは……筋トレも必要なんですけど(笑)
うん(笑)
もっと俯瞰で見て、目指してもらえるといいのかなと思います。
はい。
じゃあいつものお願いします。
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よろしくお願いします。
ありがとうございます!

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