[LINE風]仲間集めと幸せのカタチ| 第125回

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仲間集めと幸せのカタチ| 第125回

前半はだんだん衰えてくるものの話、初めて聞いた数字情報についてなどを語っています。
後半は「規模が大きいビジネスの、仲間の集め方は?」というご質問です。

(ポッドキャスト本編の10:23~)

はい、改めて海東です。
鶴岡です。
よろしくお願いします。
ではご質問をお願いします。
はい。
読みます。
規模が大きいビジネスアイディア・モデルを思いついた際、
一緒の船に乗ってくれる人の集め方はありますか?

(勉強会でご参加者からいただいたご質問より。)

質問された方はどなたか、僕は存じ上げてます。
これ難しいなと思ったのは、具体的に何をしたくてこういうことをしたいから、ってここにいらしてどういうことですかって聞くと、多分もう少し的確なことが言えるんですけど、如何せんそういうわけにいかないから、すごく抽象的な答えになっちゃうかと思うんですけどね。
うんうん。
モーニングページっていうのがあるんです、ルーティンで。だいたい人って文章を書く時って、殆どの場合誰かに見せる文章を書いてるんですよ。
だけどモーニングページっていうのは、その瞬間頭に浮かんだことや整理したいことを書き出す。
あ~!なるほど!
それを一回自分で書いたページを、ちょっと人に見せるように加工したものを一回持ってきました。
へ~!
「ご縁」って言葉を結構大事にしていて、ご縁って人との繋がり、エンゲージメントっていう、大きくマネジメント用語になるんですよ。
で、一対一のエンゲージメント、ご縁を高める時に、どういうことをしていくといいかっていう、できているかいないかは別として、研究はしているんですけど、それを組織としてエンゲージメントが高い組織、そこに発生している要素は何かっていう検証なんですよ。
うん。
ある会社のエンゲージメントの高さを調べるっていう話よりは、まず抽象的な所から、段々具体的に持っていった方がいいのかなと思って……まだ僕もぱっとは出ないんですけどね。
はい。
えー、国家。
国家を構成する3+1の要素というのがありまして、国家っていうのは、「領域」と「人民」と「権力」で、加えて「他国からの承認」が必要なんです。
へ~、なるほど!
3+1が無いと、国家として成立しない。
国際法上「他国と関係を取り結ぶ能力を備えていなければいけない」という決まりがあって、 一人だけで国です!全部ある!認めて!じゃなくて、他国と一生懸命に関係を築くコミュニケーション能力みたいなものが求められていて、 これがエンゲージメントを指しているんじゃないかなと思いました。
ふ~ん。
じゃあこれを組織の構成人員に落とし込むと、どういうことかというと、領域は「明確な役割」、人民は「チーム」、権力は「エンパワーメント」。
で、「他者からの承認」と、「ステークホルダーと関係を結ぶ力」だと思うんですよ。
うん。
プロジェクトを組むときに、役割が絶対必要ですよね。
「なんとなく居てください」ってすごくストレスで、
「こういうことをやってほしい」
「ここを担当してください」っていう、役割がまず必要で、
「それに伴う全ての決裁権をあなたに与えます」でエンパワーメント。
一人じゃなかなか難しいのでチームが必要。これが三つですね。
うんうん。
その日々の活動を他者から承認してもらうことによって、多少自分のやる気だったりに影響する。
誰も証明してくれないとなかなか難しい部分。
あと、そのプロジェクトで他で関わる、他のセクションの人との関係性を結べるエンゲージメント力が必要なのかなという風に思ってます。
ふ~ん。
なのでこれらを最初に考えた上で、質問が「一緒に船に乗ってくれる人をどうやって集めるか」っていうと、思いついたのは「この人」なんですよ。
誰かと一緒に考えて思いついたわけじゃなくて、「この人」が思いついて「こういう船があるんですけど一緒に乗りませんか」っていうこの段階では、その船の形がどんな形か、この人しか知らないんですよね。
うん、なるほど?
こういう船で、あなたはここの担当です、っていう明確なイメージを与える必要があって、そこを多分あらゆる方法で伝えることが大事かなっていうのが一つと、船の構成要素には入らないんだけど、絶対的に必要なのは、その船の行先です。
はいはい。
どこに向かう船を作りたいのか。
ハワイに行きたいのか、熱海に行きたいのか。
そうそう。
それこそ、すぐ隣の国に行きたいのか、遠い国に行きたいのかで全然変わってくるので、それって多分ビジョンなんですよね。どこに向かうかなんで。
そのへんを相手に如何に鮮明にイメージしてもらうかっていうのが大事だと思います。
「一緒の船に乗ってくれる人の集め方ありますか」っていうと、3+1の要素+エンゲージメントとビジョン。
ふ~ん。
実は、この質問自体をいただいたのが2~3週間前なんですけど、勉強会で。
同じタイミングで当時小六の長男に、「お父さんが初めて会社起こしたの何歳だっけ」って言われて、「19か20かなぁ」って答えたら、「どうやって一緒に仕事するチームを作ったの?」って聞かれたんですよ。
えー!すごい!
小学生!
そんな質問が来ると思わなくて、「あー、えっとね」って当時は拙く「こういうことしたような気がするけど……」みたいな話をしたんですよ。
だから、その時よりは多分もうちょい言葉にはなってるんですけど。
やっぱり大事なんだね、人をどう巻き込むかっていうことは。
へ~。
それは、長男くんは純粋な興味?
それとも、自分もいずれは会社起こしてみたいなとか、そういうのもあるんですか?
そっちみたい。
まだ小学校なので、将来の夢みたいなことは聞かれないみたいなんですけど、でもなんか色々考えてるみたい、将来のこと。
さすが!息子!
でも今の子はみんなそうじゃない?
多分。
そうなんですか?
うん、多分。
だと思うんだけどね。
「集め方ありますか」だから、役割とチームと、エンパワーメントと、他者からの承認。これは後からでもいいかな。
それと、ビジョン。
が、まず明確になって、それを伝えて巻き込むことかなと思うんですけど、だいぶ抽象的ですかね?
ビジョンっていうのは、行き先がどこなのかと、この質問者の方がオーナーになるみたいな感じで考えるならば、その船に乗る船長をやってくれる人、航海士やってくれる人、食事担当の人、とか、そういう役割を言って募集中、みたいな感じでやるってことですか?
うん、そこからきっと始めるだろうし、なんとなく一緒にやろうだと多分難しくて、こういうこと考えててここ担当してほしい。
で、多分、一からやるプロジェクトの場合、オーナーは、兼、船の中にいる何かの役割じゃなきゃ厳しいと思います。
一緒にいないと、なかなか舵取りが難しい?
もちろん、船長は任せて、「自分はみんなが困らないように料理だけはやるよ!」でもいいけど、同じ船には乗らないとちょっと難しい気はします。
あ~、なるほどね。
まったく手が離れてるわけではなく。
うん、絶対迷走すると思いますし。
うんうん。
ていう、一旦今日の答えですけど、もうちょい踏み込んで答えが欲しければ、機密保持契約を結んだ上でもいいのでビジネスアイディアをいただいて、「こういうことをやりたいんだけどどう集めますか」って言われれば、もうちょっと落とし込めるかなと。
そうですね。
人って集めるの難しいじゃないですか。
みんなどこで見つけてきてるんだろうって思います。
ね。最近、えーと、風の時代の前ってなんだっけ。
地の時代。
そう、地の時代は、基本的にはお金の対価で労働力をもらってたけど、これからは、もう結構日本でもやってる人がいますけど、その人からお金をもらってはたらかせるっていうことをやって成功してる人がいます。
え!どういうことですか?
その人からっていうのは、労働する人から?
社長のために社員が社長にお金を払って、社長から仕事をもらってるっていうモデルに成功してる人がいる。
で、お金を払ってる社員は、それを労働だとは思ってないんですよ。
うんうん、なるほど。
でもまあ、みんな幸せだからいいんじゃないかと思うし、本人はそれ以上に得てるものがあるので一応探してみてください。 そういうことで成功してる人が日本でもいるので。
なるほど。
みんな多分、そうやって新しい幸せのカタチを模索してるのかな、なんて思いますね。
そうですね。
時代は変わっていきますからね。
うん、お金貰うだけが幸せじゃないっていうことに気づいちゃいましたからね。
いろんな豊かさの形ってありますもんね。
ね。だから……あ、ちょっとやめとこう。
え!何々!?(笑)
見てる人に該当する人がいそうな気がしてちょっとやめておきます(笑)
悪く言う気はないんだけど、ちょっと悪く捉えられそうだったから。
あ、なるほど(笑)
はい、という感じでいいですかね。
はい!
じゃあいつものお願いします。
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よろしくお願いします。
ありがとうございます!

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