完成を目指さない

横置きだったり
縦置きだったり
付箋が貼ってあったり
用途によって使い方はいろいろあるようだが
手書きノートも愛用しているみたいだな。

先日歴史の授業のノートを
見せてもらったんだが
海東のやつ面白いことを言ってたな。

「39年間生きて来て、
ようやく分かったことだけど
ノートの清書は意味がない」そうだ。

昔はよく取って置いたメモを
きれいにノートにまとめる作業をしていたらしいが
それにはまったく意味がないことに気付いたそうだ。

ノートに書くということは
構造を理解するために書くのであって、
ノートをまとめ直すということは
理解した構造を再構築する作業だということだ。

つまり、どんなにやっても終わりはない。
いろんなことがどんどん足されていくわけで
つまり「完成されたノート」はない、ということだ。

まぁこれはノートに限らず
いろんなことに言えるのかもしれないな。

完成させることを目指さない。
それだけで進められる事が
読者諸兄にもあるかもしれないぜ。