ある重要な事実

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事業基盤を強化・再編したい

ある重要な事実

From:海東和貴
自宅近くで新規開拓したカフェより

とても重要なことを書きます。
これは、私自身の経験と、
私がこれまで300以上のビジネスオーナーと接してきて
「間違いなくその傾向が強い」と
感じ取った事実のひとつです。

当然ながら「成果を出すクライアント」もいれば、
中には「成果をなかなか掴まない」経営者もいます。
(私自身はそれを心苦しいと思いつつも)
それそのこと自体を善い悪いと
ここで述べるつもりはありません。

ひとつの事実としてそういう切り分けができるという話です。

では、「成果をなかなか掴まない」人に
共通していることは何なのか。

それは「行動をしない」ということです。
いや、ちょっと待ってください。
別に「行動しないからどうこう」という
ありきたりのことを述べるつもりはありません。

美味しいものは最後に食べる。
少し辛抱して読み進めてください。

成果を掴まない人は行動をしていないという事実。
色々と「やらなかった理由」を挙げるのですが、
その場にある事実として
「目標未達」ということには変わりありません。

ここで、冒頭の話に戻ります。

とても重要なこと。
これは、私自身の経験と、
私が多くのビジネスオーナーと接してきて
「間違いなくその傾向が強い」と感じ取った事実のひとつ。

それは「いま面倒に思うことは、
あとになるともっと面倒になる」という事実です。

私が感銘を受けた
とあるクリエイティブ企業の社長の言葉を紹介します。
彼は「最初に全体の8割を仕上げる」
というポリシーを持っています。
期限が1週間後だとすれば、
最初の2日で。納期が3ヶ月後だとすれば最初の2週間で
全体の8割を仕上げておくという決まり。

このあと期限が近づいてきたら
更なるブラッシュアップを図るのですが、
仮にその時間が取れなかった場合でも
期日の2日前に
「少し早いんですが“ほぼ”完成したので一旦送ります。
ご意見あれば反映できますので仰ってください」
と成果物を渡してしまうのです。
このとき「8割」というとまだ上があるようにも感じますが、
実はクライアントが求めているレベルからしたら
既に「98%」である場合も往々にしてあるそうです。

人の行動を阻害する要因のひとつとして
「完璧なものをつくる」という思いから
「それをするには時間がかかる」となって
「いまは面倒」となる思考があります。

ただ、最初の段階で
「とりあえず80%だけでもやってしまおう」と始めると、
行動開始のハードルを低くできる場合が多々あります。

自分で決めた期日を守らないということは、
自分自身との約束を反故にしているということ。
自分との約束が守られないと、
自身の脳はそれを覚えています。
いざというとき、自分が自分を助けるパワーを発揮しません。

とりあえず最初の80%仕上げようという気持ちで、
個々の目標に着手することで、
変わるものもあります。

一度、試してみてはいかがでしょう。


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