人材を強化したい
先払いシステム
From:ペンシロー
原宿竹下口を眺めながら
こんにちは、海東です。
じゃねーよ、ペンシローだよ。
基本的に、商品やサービスは、お金と等価交換される。
コンビニなんかは同時に交換するから分かりやすいな。
食べ終わってから払うような飲食店は後払いシステムだな。
法人同士の取引も
納品後の支払いが一般的だから、後払いシステムだ。
まぁ便利ではあるが、
このシステム、自分が“成長”したいと考えた時には
ちょっと違う見方をした方がいいかもしれない。
海東から聞いた話だが
“成長”という観点から言うと、
圧倒的に“先払い”することによって成就する、そうだ。
もっとも、これには
何ら形式的な統計データはなく、合理的な論文や学説はない。
海東や海東の周りの人間たちの共通認識だな。
オレもそう思っている。
人を雇う。
販促物を製作する。
コンサルティングを依頼する。
これらは先払いシステムだが、
「お金が貯まってから・・・」
「もっと時間ができてから・・・」
「今の自分には早すぎる・・・」
などと思って、投資を控えているうちは
成長を望めない。
これは思考の限界値にも関係してくる話だ。
読者諸兄もどこかで聞いたことがあるであろう、
あの有名な「ノミのジャンプ力」という話。
* * *
ノミという虫。
小さな小さな身体ですが、1mくらいジャンプする。
人間でいうと、何百mもジャンプするくらいのことになる。
そのノミを、高さ10cmの水槽に入れたとする。
ノミは1mのジャンプができるのだから、軽々と飛び越えて逃げていく。
そこで、透明の磨かれたガラスを蓋として乗せる。
そうすると、ノミはジャンプをするたびに頭をぶつけることになる。
ノミにしてみれば見えない何かにぶつかっているわけだ。。
何でぶつかるんだろう?と疑問に思っているかもしれないが、
それでも何度もジャンプを繰り返す。
ぶつけて、ぶつけて、次第に学習して、跳躍する高さを低くしていくようになる。
最終的には10cmぎりぎりのところまでのジャンプを習得する。
ここで、ガラスの蓋を外すと、どうなるか。
ノミは、10cmに届かないジャンプを繰り返すだけになる。
「自分はここまでしか飛べない」と限界をつくってしまったので、
それ以上のことはできなくなっている。
人間は、「ヒト」として生まれ、
人に「人」として育てられるまでの間に、
社会での生活を学んでいく。
その中で、多くの見えない壁にぶつかり、
そこから学習して、自分に限界をつくっている。
その限界が全て取り払われたら、何ができるだろうか。
* * *
「お金が貯まってから・・・」
「もっと時間ができてから・・・」
「今の自分には早すぎる・・・」
こんな思考は自分が勝手に作った“ガラスの蓋”かもしれない。
この“ガラスの蓋”を突破するためには
先にお金を払う、という選択を考えてもいいかもしれないな。
コインを自動販売機に入れれば、
中の商品が落ちてくる。
あとは、カバーを開いて商品を手に取るだけでいいんだからな。
簡単なもんだ。
成長のための投資、真面目に考えてみたら良いと思うぜ。
<(- 彡 )з三 ペンシロー
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