売上げUP・シェア拡大をしたい
非常識なデザインをしてますか?
平成3年。
私は、校庭のトラックのスタートラインに立っていました。
西暦で言うと1991年、5月のことです。
火薬の音と共に、私は走り出します。
周りの喧噪がふっと消え、無音の世界を走る自分。
不格好なフォームで、無我夢中になって走り続けました。
そして、自分の胸で白い線を突破した瞬間、
「わっ」と喧噪が戻ってきました。
小学校の運動会。100m 徒競走。
私の記憶の中の一幕。
帰ると、父がミニ四駆を1台くれました。
1位をとったご褒美、でした。
後にも先にも、我が家では
何かの頑張りによる「ご褒美」はこれだけです。
今ではどうかわかりませんが、
当時は「学業(学校に係わること)」は、
やって当然という哲学があり、
ご褒美のために頑張る子どもが増えてしまうということで
「ご褒美」は「悪」という風潮がありました。
これは我が家に限らず、地域全般です。
なので、ご褒美をもらった自分にも、
ちょっとした罪悪感を抱いていた記憶があります。
でも、今になって思います。
本当は、ご褒美は「システム」なんだと。
人からじゃない。
頑張った自分への、自分からの贈り物。
「あれを達成したら、自分にご褒美しよう」
と決めることで、
目標達成の習慣がシステム化されます。
朝のうちの全てのタスクを消化できたら、
ちょっと贅沢なランチを食べよう。
この取引が上手くいったら、
タクシーで家まで帰ろう。
今期の目標を達成したら、
前から行きたかったあの国に行こう。
これをきちんと達成し、
毎回、きちんと自分にご褒美を与えていたら、
以降の達成の頻度やスピードが増していきます。
身体が覚えているからです。
無理にモチベーションを上げようとしなくても、
身体が、潜在意識が、過去の習慣を覚えていれば、
それはシステムとしてあなたに再現性高く作用します。
ここで注意すべきは、
「そうはいっても、やっぱり贅沢だな」
と、自分へのご褒美を後回しにしたり、
あげ渋ったりしないこと、です。
達成したら、きちんと自分に与えること。
それでこそ、システムです。
実は、ご褒美を自分にあげ渋っている人は、
多くの局面で、目標設定と達成が「下手」である場合が多いです。
自分に妥協したり、不完全燃焼感が残っていたり、
新しく始めたことがすぐに滞ってしまったり。
決めたご褒美は、きちんと自分に与える。
ここは、本当に大事です。
人は、自分には嘘がつけません。
あげ渋ったことは、身体が覚えています。
覚えているということは、
「どうせ・・・」という思考が生まれることに繋がります。
もうひとつ。
きちんと自分にご褒美をあげるためには、
「どうなったらご褒美を上げるのか」
と明確に決めることが重要です。
目標達成のラインを決める、ということです。
ただ単に「今期より売上が良ければ達成」
というのでも良いです。
ただ、それでは少し、弱い。
ゴールに着けばわかりますが、
例えば地図を持たず、ガイドをつけずに
エベレストと登頂するのはかなりのリスクが伴います。
道も勝手もわからないからです。
ある人の言葉を借りれば:
目標達成が成されないときは、
それは自分に何かの落ち度があるわけではなく、
ただ単に、目標達成し得る形で
道筋がデザインされていなかっただけである。
目標達成には、
目標達成をし得るデザインが必要です。
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