大雪の降る、南魚沼市。

ロッジのロビーにあるソファーで、
外の白い世界を横目で見ながら
パソコンを開いていました。

前回「散らかっているようにみえても」という
記事をお届けしましたが、
それに対する感想のメールが
いくつか寄せられました。

（おお、そうか。これは答えたいな）
と感じるメールがありましたので、
内容をぼかして、共有します。

“儲かるからやる、という仕事スタイルでしたが、
意味を持って仕事をしたい、という思いもあります。
日々、自分に「何故？」と質問をしています。
改めて、この部分をしっかり持つことが
間違ったことではないのだと感じました。”

仰る通りですし、私が言わんとすることを
的確に捉えてくださったんだな、と
感謝を感じた返信メールでした。

私は別に「儲かるから」を理由として
ビジネスをすることを否定しているわけではありません。
利益が出なければビジネスとしては成立していない
と考えているので、否定する理由もありません。

ただ、「それだけ」だと弱いのでは？
という投げかけをしたかったのです。

中小企業の場合、これが逆に課題でもあるのですが、
「属人的なビジネス」
というものが展開されている場合が多々あります。

要は「あの人だから買う」という意思決定が、
経営者に向けてだったり、
営業担当者だったりに
向けられているという場合が多い。

まずは、「人」にお客様がつき、
そこから「商品」にお客様がつく、という流れです。

経営者としては商品より何より、
まずは「自分」をアピールすることこそが
求められる場合が多いということです。

その自己アピールのときに、実績や品質に加えて
「その仕事をしている理由」や「理念」の部分が、
素材として（あなたが思っている以上に）有用である、
とお伝えしています。

あなたは、どんな理由で
その仕事をしていますか？

自分を掘り下げる必要があれば、
下記からワークシートをダウンロードできます。
ご活用いただけましたら幸いです。

/files/user/archives/2016/02/12_K504.doc
＊ワンクリックでダウンロードできます。

今日もお読みいただき、ありがとうございます。