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あなたの話をもっと聞いてもらう方法
From:海東和貴
丸の内のオフィスより
その時期、
Facebook(の私のニュースフィード)は
例の話題でいっぱいになった。
子どもたちへ伝えたい、大人の想い。
かっこいい大人の背中。
ただ、あるとき。
私は違和感を感じた。
なぜ、その話を
「自分」がするのか、と。
今日は、あなたのプロフェッショナルさを加速する、
「あなたの話を聞く理由」について。
* * *
私は、娘の通う学校で、
PTAの代表をしています。
PTAの代表というのは、
学校からすると便利な存在で、
要所要所で、何かしらの役を担います。
この時期は、卒業式や入学式。
来賓として招待され、
列席している数十人の来賓を代表して、
壇上で祝辞を述べる役があります。
そのとき、私が特に気をつけていることは、
「説教にならないこと」です。
「テキトー男」として有名な高田純次さん。
彼の名言として、下記のようなものがあります。
“歳とってやっちゃいけないことは
「説教」と「昔話」と「自慢話」”
これは、本当に名言。
私のスピーチも、妻に査読してもらい、
説教臭くないかをチェックしてもらっています。
そしてやはり「没」になることもあります。
没になる場合の多くは、
「“私がそれを語る理由”を語っていない場合」
でしょう。
例えば、私がいきなり、
「成功と失敗の定義」の話を卒業式でしたとして、
はっきりいって成功哲学の論者でもないですし、
私がそれを語っている理由について、
生徒も保護者もよくわからないのですよ。
わからないということは、それはもう、
ただの耳の痛い説教。長いだけの話。
でも、どうしてもそのとき、
卒業生にそのテーマについて語りたいとき、
私は工夫をする必要があります。
例えば、ある特定の分野において、
経験上、強い想いを持っているという切り口。
自分の経験を話すとき
「昔は良かった」だったり、
「自分の頃はこうだったから、こうした方が良い」
といった切り口ではない場合、
高田純次さんの言う「昔話」にはならないと判断しています。
自らの経験から得たものをまずは示し、
そこから自分が伝えたいことを、
エールという形で送る、という工夫です。
それがなくていきなり、説教臭いテーマを伝えると、
全く効果的に機能しないし、伝えたいことの1%も伝わらず、
「ただ長い話を聞いた」という経験に終始します。
さて、今日の本質。
この話をビジネスに置き換えるとどうなるか。
あなたは、見込み客に対して、
あなたがその商品やサービスを提供している理由や、
その商品についてのプレゼンテーションを聞くことに対して
相手が時間を取る必要がある理由について、
しっかりと語っているか、ということなんです。
見込み客には、
あなたの話を聞くための「理由」が必要です。
・実績や実例
・顧客の声
・専門性
・資格
・仕事への想い
などにについて、きちんと見込み客に伝えているかどうか、
という点を見直してみてほしいのです。
「そんなことはわざわざ言わなくても」
という内容について、
見込み客は実際、ほとんど理解していません。
そこを伝える努力をすること、
その時間を取ってみてください。
それだけで、
あなたのビジネスのプレゼンスは
大きく増すでしょう。
冒頭の話。
この時期「PTA会長のスピーチ」がFacebook上に溢れました。
「これは上手く伝わったのかな」と思うものもありましたが、
それぞれに学校の特色があるな、と思うのでした。
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