新製品・新事業を開発したい
めんどくさいっ。
From:tomoco
<ビジネスにおける商品は面倒くさいこと>
海東さんによれば、ビジネスのほとんどは
「ちょっと面倒くさいことを代わってあげる」
ことでできているという。
理想と現実の間にある「ギャップ」を埋めてあげる「何か」が
ビジネスになるということです。
たとえば、ハウスクリーニング代行業。
通常であれば、自分で掃除をすれば済む話です。
しかし、忙しい現代に生きる人の中には
「綺麗な部屋で生活したい、掃除しないといけないけど、そんな時間が作れない」
というギャップを抱えている人がいる。
対価を支払うことで、求めている理想を受け取ることができる。
そのギャップを埋めるのがハウスクリーニング代行業、となるわけです。
こういった手順で考えてみれば、「対象」も「商材」も考えやすくなります。
そのことを踏まえ、もう一度自分の頭の中を整理。
考えを進めていくにあたっては、
「3M」「USP」「Process」といった項目についても考えていくように
海東さんからのアドバイス。
3Mとは、「Market」「Message」「Media」のこと。
「誰に」「何を」「どのようにして伝えるか」。
「誰に(Market)」の部分は、「20代女性」といった漠然としたものではなく、
「27歳、主婦、子供ひとり、東京在住」のように詳細まで絞り込むことで、
同じ要素を持つ人たちにも伝わりやすくなるのだとか。
全体に伝えようとすると、かえって主旨が伝わりづらくなってしまうため、
できるだけリアルな対象を想定するのがポイントなんだそうです。
わかりやすい!
「何を(Message)」で考えるべきは「自分が行う仕事でなければいけない理由」。
これらが定まると次にようやく「どのようにして伝える(Media)」ことが
効果的なのか、ということを考えられる段階に入ってくるということになるのです。
– tomoco
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