From：海東和貴
丸の内のオフィスより

私が若かりし日、
東京ディズニーシーでキャストをしていた頃。

関係の濃い仲間が、別の仲間と、
意見の衝突を起こしました。

片方は、不満を表しています。

一方は、私に対してこんな言葉を使いました。
「わかってもらえなかったのは悲しいけど、“語ればわかる”。」

語れば、わかる。

当時、これはなかなか衝撃的でした。
20歳になったばかりの私にとって、
「話し合えば解決する」なんて、
綺麗事にしか過ぎないと感じたのかもしれません。

でも、これって真実です。
話せば、わかる。

つまり、意見の衝突や価値観の違い、
相手の行動に対する不信感の根底にあるものは、
「なんで？意味分からない！」だからです。

「？」「？」「？」
はてな、ハテナ。

しっかりと時間をとって、
「なんで？」「なんでそんなこと言うの？」
「なんでそんな行動を取るの？」
を追求していけば、いつか、いつか
間違いなく、理解はできます。

だた、そこにどれだけの時間がかけられるのか、
ということこそが制約事項です。

モノやサービスを売る、という行為。
これも、「？」の解消という観点で考えると良いはず。

見込み客は、たくさんの「？」を持っています。
「？」が解消されなければ、理解ができていないわけなので、
成約には至りにくい。

どんなサービス？
何をしてくれるの？
どんな効果があるの？
クレジットカードは使えるの？
スタッフは良い人？
手厚くサポートしてくれるの？
何でそのビジネスをしているの？
万が一、効果がなかったら？
私に使いこなせる？
送料や交通費はかかるの？

あなたのビジネスにおいて、
見込み客や顧客が「？」と思っていること、
リスト化してみてください。

そして、ホームページや壁貼りの紙面で、
「FAQ（frequently asked question：よくある質問）」として
掲載しておくと良いです。

地道な努力ですが、
間違いなく効果が表れます。

追伸1：

「タスク・マネジメント能力を引き上げる」
という道。

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