謙遜を断ち切る

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人材を強化したい

謙遜を断ち切る

From:海東和貴
羽田空港のラウンジより

いつだったか「なるほど・・・」と思った話。

頭が良いね、
顔が良いね、
かわいいね、
センスが良いね、
話が上手いね、

などの褒め言葉。

人から褒められるとついつい、
謙遜して「いえいえ、そんなことは・・・」
と言いがちだけれど、
実はそれは相手の好意を無下にしている
ということ。

これを聞いたとき「なるほど・・・」
と思ったのです。

確かに、仮に相手が本気で
「センスが良いね」と褒めてくれているときに
「いえいえ、そんなことは・・・」
と謙遜してしまうと、
“センスが良いと思った相手のセンス”を
否定することにもなります。

こういうコミュニケーションに“正解”はないのでしょうが、
一旦、“相手の言葉”を受け止めるとすれば、
「そうですか?自分ではよくわからないですが、
 褒めていただけるのは嬉しいです。ありがとうございます。」
という返しが適当なのかもしれません。

少し話が逸れますが、これはある種、
セルフイメージが影響するところも大きい気がします。

多くの人は(私も含めて)、謙遜のつもりで
自分を低く評価する言葉を使ってしまいがちです。
特に、日本人はこの傾向が強いと感じます。

自分の評価を低くする言葉を使っていると、
自然とセルフイメージもそれに引きずられて
下がっていきます。

セルフイメージが下がると、
行動も質も落ちていく傾向にあります。

誰に聞かせるものでもなく、
「自分は優秀である」
というセルフイメージを
常に自分に持たせるように意識することも
経営者にとっては重要なことと思います。

謙遜はいい。
謙虚であれ。
自らを素晴らしい人間と認めよ。

ここで、セルフイメージを向上させるためのワークを。
あなたが「優秀」で「素晴らしい」と思う人は、

日頃、どんな習慣を持っていそうですか?
人とどんな付き合い方をしていそうですか?
どのような言葉使いをしていそうですか?

これを考え、自らの行動に
取り入れていくこと、試してみてください。

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