新製品・新事業を開発したい
強力なリーダーシップを発揮する方法
From:海東和貴
葉山のホテルより
100点“満点”があるのは、
学生時代のテストだけ。
ビジネスをしていく上では、
減点を恐れていたら何もできないし、
得点をどんどん積み上げて
100点の壁を越えていくことを
考え続けなくてはなりません。
瀧本哲史さん著作の
『武器としての決断思考』
に、下記のようなことが書かれています。
* * *
東日本大震災が発生した3/11。
著者は「タクシー乗り場に並ぶ500人の列」
をみかけました。
人は“従うべき何か”を求めている。
どうしても自宅に
帰らなくてはならないなら、
職場近くの民家に自転車を借りにいくなど、
他にも「最適解」があるにも関わらず、
大衆が出した「答え(らしきもの)」に
従うことで安心感を得ている。
(ここまで*要約)
* * *
伊坂幸太郎さん著作の、
『陽気なギャングが地球を回す』
に、こんな記述があります。
* * *
人を短時間で従わせるにはそれなりの荒療治が必要だ、
とは成瀬がたびたび口にする台詞だ。
人間というのはそれぞれが主人を持っている。
主人とは、つまり人が行動する時の拠りどころで、
それは、実際に自分の上に立つ上司かもしれないし、
自分だけの、「美学」かもしれない。
「一般常識」かもしれないし、
「損得勘定」かもしれない。
とにかく、人は行動する時にはその主人、ルールに従う。
(ここまで*転載)
* * *
あなたがビジネスで
100点満点の壁を越えるためには、
時に強力なリーダーシップを
発揮する必要が生じます。
そのとき、決してここで述べる方法が
「正解」とは言いませんが、
ひとつの「最適解」として、
・協力してもらう人の“主人”を変える
・その“主人”に“従うこと”に安心感を与える
という方法があります。
生きていく上では「正解」なんてものはなく、
自分の力で「今の最適解」を出していくことが重要です。
その最適解を実行するために、
人の主人を変え、その主人に従うことに
安心感を与えるための仕掛けは
有効に作用する場合があります。
ひとつの選択肢として、
持っていてはいかがでしょう。
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