売上げUP・シェア拡大をしたい
売れる商品名
From:海東和貴
新宿駅地下街のカフェより
1985年の話。
伊藤園が「缶入り煎茶」を発売を開始しました。
当時、お茶は無料であるもの
という価値観が一般的で、
営業活動にはとても苦労したようです。
売り上げが伸び悩む中、
消費者から「商品名の読み方は?」
と問い合わせが入ったことで、
伊藤園は市場調査に本腰を入れることにしました。
かんいりまえちゃ?
そもそも日本製のお茶なの?
そんな声を受ける中、
「日本茶のことを何て呼ぶか?」
という調査を行った結果、
「緑茶」が圧倒的1位の票を得ました。
これらの調査結果を受け、
伊藤園は発売開始から4年後の1989年に、
「缶入り煎茶」⇒「お~いお茶」
と商品名を変更し、
その初年度の売上は40億円を記録しました。
「缶入り煎茶」という名前だった頃の6倍の売上です。
自社の商品やサービス名を考える際に、
参考となる事例ではないかと思い、
今回の記事としました。
あなたのビジネスにおける
商品やサービスの名称は、
見込みが直感的に理解できるものと
なっていますか??
改めて見直す時間を取ってみてはいかがでしょう。
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