人材を強化したい
組織を自発的に動かす(右腕のつくりかた)
From:海東和貴
自宅の書斎より
世の中には、組織図上にて
自分より下(←この表現はあまり好きではないですが)の
役職の人から上がってくる企画や共有事項、
提案に対して、
(どこか足りてないはずだから物を申してやろう)
という“スタンス”の人が一定数います。
特に歴史の長い会社の役員や、
経営者などが集まる地域団体、
社団法人などの会議においても、
よくみられる光景です。
確かに、歴史ある組織であれば、
そもそも、その組織が既に自発的に動いているため
これらの“スタンス”について
見た目上の害はないのかもしれません。
一方、これから会社を更に大きくしたいけれど、
現状は現場もみないといけない経営者にとって
この“スタンス”は危険です。
(大きなことも小さなことも)全て、
最終的に経営者の判断を仰がないといけない体制は、
自ら考える能力を削いでしまい、また
行動にも制限がかかりがちなので、
組織を大きくするために、
“自発的に動く人”が、育たないのです。
私がアシスタントや、パートナー、
また、参考になるかはわかりませんが、
PTAの代表をしていた際に
どのようなハンドリングを意図したか
共有したいと思います。
・各セクションで
必ず報告しないといけないことを決める。
(それ以外は、私は関知しない。)
(相談はいつでもOK。ちゃんと聴きます。)
・依頼するアクションのゴールを明確に伝える。
・提案が上がってきた際には、基本的に
「その内容で進めよう」という耳で聞く。
(ただし、ゴールがズレている場合には、
軌道修正をしたり、拒否権を発動することもあり)
もちろん、細々としたことは色々とありますが、
この3つが、それらの土台にあったように思います。
ここが徹底されると、
やる気があるスタッフやパートナーが、
(あまり気乗りしないままに
役員を引き受けたPTAのママさんたちも)
きちんとチームを組んで、
自発的に組織を動かしてくれるようになる、
と思っています。
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