スマートフォンの通知を切る功罪

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生産性を上げたい

スマートフォンの通知を切る功罪

From:海東和貴
自宅の書斎より
(隣の部屋では子どもが大騒ぎ)

色々な事情があって、
(本当に“色々”な事情)
上2人の子どもの携帯電話が
スマートフォンになりました。

スマートフォンをセットアップすると、
当然のようにほとんどのアプリの
「通知」がオンになっています。

何かアプリ内で動きがあれば、
本体が振動し、
ロック画面にメッセージが表示され、
バッジとして数字が表示されます。

携帯電話とは、
もともとは「携帯する電話」ですから、
「外で電話をすること」が主機能。
つまり、人から電話がかかってきたとき以外は、
自分のペースを崩される存在ではありませんでした。

元々は、電話は家や会社にしか
ありませんでしたから、
人は外にいるときは、
自分のペースで生きることができました。

しかしながら今日は、
人から電話がかかってきたとき以外に、
人からメールがあっても。
人からLINEが入っても、
人からメッセンジャーに連絡が来ても、
ある特定のエリアに入っても、
アプリが「更新データあるよ!」と伝えてくる場合でも、
あらゆるタイミングで、
携帯に気を削がれる環境にあります。

堀江貴文さんは著書で、
* * *
仕事の速さはリズムで決まる。
大量の仕事をこなすために必要なのは
「速度」ではなく「リズム」。
「リズム」を乱す障害を取り除き、
一直線に駆け抜けることが大事。
* * *
と述べています。
*要約:堀江貴文さん著作『多動力』より

彼の文章に触れてからも
改めて思いましたが、
私は“リズム”を崩されるのが
昔から嫌いでした。

かつて、サラリーマンだった頃の
上司の影響もあるかもしれません。

そんな私は、
スマートフォンの通知は、
電話機能以外、全てをオフにしています。

振動もしません。
ロック画面に表示も出ません。
バッジに数字も表示されません。

自分が「みる」と決めた時間に、
必要なアプリを覗きにいき、
返信の必要なものがあれば
その時間内で対応するようにしています。

また、電話の通知はオンになっていますが、
基本的には出ません。

電話も対応する時間を決めていますので、
留守番電話にメッセージがあるものについて
決めた時間内に着信順に
折り返すことだけをします。
(これをやると、ほとんどの場合、
先方の用事は済んでいます。
なので、今や私の電話は、ほとんど鳴りません。)

スマートフォンの通知を切る功罪。
“功罪”とは、功績と罪過。
つまりは、てがらとあやまち。

通知を切ることによって
得られるてがら(メリット)は、
自分のリズムを崩さずに済むこと。

一方、あやまち(デメリット)は、
相手からの要請にすぐに応えることができない、
ということ。

でも、これは考えようによっては、
相手の成長に繋がる場合があります。

答えをその場で教えてしまえば、
相手の成長の機会を奪ってしまう
というあやまち(デメリット)を
犯している場合もあるんです。

「すぐに答えがわからない」
という状態をつくりだすことで、
相手に成長の機会を与えるという
てがら(メリット)になる場合だって
かなりの頻度であるはずです。

スマートフォンの「通知」を全て切り、
あなたが、あなたのリズムで
仕事に取り組めるようになったとき、
どんな功罪があなたのもとを訪れますか?
 


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