生産性を上げたい
気が進まないことを、片づける方法。(PTAの話から)
From:海東和貴
丸の内のオフィスより
気が進まないことを、片づける方法。
私は、子どもの通う学校で、PTAの代表をしています。
そして、区立学校を束ねるPTA連合会においても、
連合会長を務めています。
役職の自慢がしたいのではなくて
何が言いたいのかと言えば、
保護者主体の団体において、執行部を担っているという事実を
まずは前提事項としてお伝えしたいのです。
その上で。
執行部の役目のひとつに、会を存続させるということがあります。
会を存続させるためには、存在価値の向上に加えて、
非アクティブな会員に向けての働きかけが重要です。
PTAはそのネガティブなイメージの反面、
実際に役員などで活躍した人の「満足度」は
総じて高いという特徴が挙げられます。
要は「とても面倒くさい」と思いながら始めて、
1年やってみると「やってよかった。面白かった」
という感想を持つ方が非常に多いのです。
例え話をするなら、ディズニーランドに行くために、
家の玄関から外に出るのは面倒くださいけど、
いざ、その面倒くささを乗り越えて玄関から出て、
最寄り駅まで歩いた頃には気持ちはわくわくしている、
というようなイメージです。
* * *
仕事でも同じ面があるのではないでしょうか。
始めるのが面倒くさい、やる気が起きない、
というタスク。
実はそれ、当たり前といえば当たり前のことなんです。
この世界には慣性の法則がありますから、
「何かを始める前」というのは、
「何かを始める前の状態を続けたい」という慣性が働きます。
何かを始める前に、自分に対して
「いま、これやりたい?」
と問うたところで、「やりたくない」が勝つに決まっています。
なんといっても、慣性の法則が働きますから。
じゃあ、どうすれば良いのか。
「3分後の自分に訊こう」と自分に伝えるのです。
慣性の法則が働いているので、
今の自分に訊いたところで、答えは決まっている。
じゃあ、まずは始めてみて、3分後の自分に問うてみよう、
「このまま続ける?やめる?」と。
恐らく、ほとんどの場合、
始めたあとには、始めたあとの慣性が働いているので、
「始めたし、続けるか」
と答えてくるはずです。自分の内面が。
玄関を出るのは、面倒くさい。
でも、いざ出てしまえば、世界は広く楽しい。
あまり気が乗らないタスクも、きっと同じです。
まずは何も考えず、何も自分に問わず、
「3分後の自分に訊いてみよう」
と決めて、タスク対応に取りかかってしまうと良いですよ、
という提案でした。
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