自分の行動を正したいとき

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事業基盤を強化・再編したい

自分の行動を正したいとき

From:海東和貴
丸の内のオフィスより

伊坂幸太郎さんの小説の中に、
『終末のフール』という作品があります。

この作品の中に、
「苗場君ってさ、明日死ぬって言われたらどうする?」
こんな台詞で始まる会話があります。

『変わりませんよ」』
「変わらないって、どうするの?」
『ぼくにできるのは、ローキックと左フックしかないですから』
「それって、練習の話でしょ? というかさ、明日死ぬのに、そんなことするわけ」

キックボクサーである彼は、こう続けます。

『明日死ぬとしたら、生き方が変わるんですか?
あなたの今の生き方は、どれくらい生きるつもりの生き方なんですか?』

3年後に小惑星が地球に衝突し、
全人類が滅び去るという恐怖の中に生きる人々を描いた小説です。

私は正直、「明日死ぬとしたら生き方が変わる生き方」をしていたので、
衝撃を受けました。

ここまでは、過去の記事に書いたことがあります。
今回は、別の台詞を紹介したいと思います。

同じく、苗場の台詞。

「練習の手を抜きたくなる時とか、
試合で逃げたくなる時に、
自分に訊くんです。
『おい俺、俺は、こんな俺を許すのか』って」

あなたが、何か自らの行動を正したいとき、
「俺は、俺を許すのか?」
と問うたとしたら、行動はどんな風に変わりますか?

「明日死ぬって言われたらどうする?」
と人から問われたときに、
『明日死ぬとしたら、生き方が変わるんですか?
あなたの今の生き方は、どれくらい生きるつもりの生き方なんですか?』
と、すぐに応えられるような
そんな生き方をするとしたら、
あなたの行動はどう変わりますか?


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