体感値4倍の“嫌なお客様”

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人材を強化したい

体感値4倍の“嫌なお客様”


From:海東和貴
丸の内のオフィスより

色々な場所で“嫌なお客様”を切ることの
メリットをお伝えしています。

今回の記事では「頭の中の澱(おり)」
に焦点を当てて、
嫌なお客様を切るメリットをお伝えします。

“やらないといけないこと”に追われている状態の
自分を思い返してみてください。
きっと頭の中に次から次へと
色々なタスクやイメージが思い起こされ、
しかもそのひとつひとつが明確に具現化されていないために、
モヤモヤとした得たいの知れない何かに
追われているような感覚があると思うんです。
忙殺されて、頭がすっきりしない状態。
いつまで経っても何かに追われ続けている状態。

これが頭の中の澱、です。

これはある種、頭の中が
色々なアプリケーションに占有されている状態です。
古いパソコンでPhotoshop と Illustrator と 
動画編集ソフトと、Internet Explorer と 
Word と Excel を立ち上げたままに作業をすると、
動作が遅くなったような感覚を味わったことがある人は、
少なくないと思います。

メモリー(データを一時的に保存しておく領域)を
解放しなくては、いつまで経っても動作は遅いままです。
ハードディスクに
保存(メモリーからハードディスクへデータを移動)して、
アプリケーションを終了する必要があります。

日々のタスク管理であれば、
自分がやるべきことを全て紙に書き出すことで、
メモリーを解放することができるのですが、
今回の話はその先です。
どんなに効率的にメモリーから
ハードディスクに保存する作業をして
メモリーを空けておいたとしても、
嫌なお客様はそれを崩してきます。

無理難題をオーダーし、
電話を鳴らしまくり、
クレームを言い、
過度なサポートを要求し、
あなたの頭をタスクまみれにしてしまいます。

もちろん、顧客には誠心誠意対応しなくてはなりませんが、
“その人”に対応することによって、
他のお客様へのサポートに影響が出るほどの
過度な要求となると話は別です。

めでたく“嫌なお客様”の仲間入りです。

嫌なお客様が仮に「3人」いらっしゃるとしましょう。
このときの心理的重圧を表すと、
体感値としては「1人」のときの「4倍」になります。
要は、嫌なお客様の人数と心理的負担は“正比例”はせず、
加速度的に推移するのです。

つまり、逆説的なことを言えば
「嫌なお客様を1名切る」ということに成功すれば、
心理的負担は「もっと多い人数から解放された」ように減ります。

あなたには今、切りたいお客様はいませんか?
その中のたった1人に
「私ではお役に立てないので、頼れる同業を紹介します」
と伝えるとしたら、いつにしますか??

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