事業基盤を強化・再編したい
経験のステージを上げさせる
From:海東和貴
丸の内のオフィスより
人がする全ての“経験”は、
(四)象限に分けることができます。
縦軸は「気持ち良いか、良くないか」であり、
横軸は「自分や他人のためになるか、ならないか」です。
結果、各象限は下記のようになります。
左上:
それを行っていること自体が
気持ちが良いし、
自分のためにも他人のためにもなる、
社会に役立つこと。
左下:
必ずしも気持ち良いとは限らないけれど、
自分のためにも他人のためにも良いとわかっていること。
例えば、社会的運動や、身体的運動(ジョギング)など。
右上:
気持ちは良いけれど、自分のためにはならないし、
他人の役にも社会の役にも立たない経験。
例えば、喫煙。
右下:
気持ち良くない上に、
自分のためにも他人のためにもならない体験。
例えば、怒り。
もし、世界に影響を与える“力”を
更につけたいと考えるなら、
そのためにできることのひとつは、
この象限を意識すること。
その上で、「気持ち良くないけど、
自分や他人のためになる」という経験を、
「気持ち良いし、自分や他人のためになる」
という経験に引き上げていくことが重要。
例えば、自分の健康ためになるジョギング。
最初は苦痛で面倒くさいかもしれませんが、
続けていくうちに、
どんどん気持ち良くなってくる場合が多いですし、
むしろ「走らない方が気持ちが悪い」
という状態にもなり得ます。
これは、「気持ち良くないけど、
自分や他人のためになる」という経験を、
「気持ち良いし、自分や他人のためになる」
領域に引き上げることに成功した一例です。
仕事でも、社会生活でも、
家庭でも、健康でも、どんな分野でも、
このことを意識するだけで、変化するものがあるはずです。
あなたの経験の“ステージ”を変えて、
より意義ある経験を増やしていくために、
今日、意識できることはありますか??
考える時間を取ってみてください。
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