人材を強化したい
AIに取って代わられない
From:海東和貴
川越のカフェより
弊社のクライアントでも、
割と多くの人が「将来の自分の仕事は
“AI(Artificial Intelligence): 人工知能”に
取って代わられる」と
危機感を持っていらっしゃいます。
確かに、多くのビジネスは
“面倒を代わりに引き受けて対応してあげる”
と言った側面が強いので、
その“面倒”の部分を
AIが代わりに対応するようになる未来は、
そう遠くないと私自身も思っています。
私事ですが、自宅には Google の
スマートスピーカーを導入しています。
天気を知りたい、
音楽をかけたいなどは、
声だけで指示出しすることができます。
例えば、子どもたちが Nintendo Switch などをやる際に、
その日の自分の持ち時間をはかるために、
わざわざ時計をみたり、
ストップウォッチを取り出す必要はありません。
「OK Google 、30分計って」と
子どもらが声をかけるだけで
「30分ですね、スタート。」と応えてくれ、
きっちり30分を計ってくれます。
これも、ある種 AI の恩恵です。
一方、スマートスピーカーは
各メーカーが発売しています。
Amazon、LINE なども同様の製品を出しているわけです。
(今や、スマートディスプレイの時代ですね)
それぞれの機能や特徴を比較し、
自分の生活にはどれが“ぴったり”なのかを
提案してくれるのは、
現時点では AI には難しいわけです。
かつて、確か大和証券かどこかのCMで、
ベビーカーに纏わるものがありました。
内容は、下記のようなものです。
大型のショッピングモールで、
ベビーカーのセールをやっている。
そこには4種類のベビーカーが置かれている。
品定めをしていた夫婦が、そのうちの1台を購入する。
場面は変わって、同じショッピングモール。
ベビーカーがずらりと20種類ほど並べられている。
品定めをしていた夫婦が一通り見終わると、
何も買わずにそこから去って行く。
テロップ:「選択肢が多すぎると、人は何も選べなくなる。」
昔は、町にひとつの電気屋さんしかないのが一般的でした。
洗濯機を買うにしても、
容量に合わせて数種類の中から選べば良い状態。
一方、今日では家電量販店に行っても、
ネットで探しても、メーカー、容量、機能は様々です。
とても両手では収まらない程の選択肢です。
こんなとき、人が本能的に求めるのは
「自分の代わりに、自分に“ぴったり”なものを
選んでくれる存在」です。
平たく言えば、コンサルティングです。
コンサルティングとは
「専門的な事柄の相談に応じること」です。
あなたのビジネスにおいて
「代わりに何かをしてあげること」に加えて、
「専門的な事柄の相談に応じること」を
加えることができれば、
その仕事は AI に取って変わられるまでに
時間を稼ぐことができます。
あなたのビジネスにおいて、
コンサルティングの要素を付け加えるとしたら、
どんな切り口がありますか?
またもし既にコンサルティングの要素を
取り入れているとしたら、
そこに更なる“専門性”を加えるために
どんなことができますか?
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