人材を強化したい
プレゼンが下手な人の特徴
From:海東和貴
自宅近く喫茶店より
目の前には、カラフルなボール。
室温は少し高め。
私は、欠伸をかみ殺していた。
感情的には、ちょっとした苛立ち。
眠くなっている自分へのものと。
そして、目の前にいる講師に対して、と。
(なんでこんなにプレゼンが下手なんだ)
* * *
とあるワークショップでの一幕でした。
確か、速読だったかな。
速読に関してのレクチャーを受けているとき。
丸2日間の研修で、
初日と、2日目の前半は
もの凄く心地よく有意義な時間を過ごしていました。
そして、2日目の後半。
セクションの区切りで講師が変わりました。
その人の講義が、
よろしくないんですね。
何とも退屈。
面白くない。
私は眠さから脱却するために、
頭を切り換えました。観察しよう、と。
フォーカスしたのは
「なぜ、彼女のプレゼンはおもしろくないのか」
という点。
彼女の動き、
目線の配り方、
話し方、
それらを眺めていました。
そして、わかったんです。
おもしろくない理由が。
それは、彼女が講師であるにも関わらず、
彼女は主役でなかった、ということなんです。
その場面での主役は彼女ではなく、
スクリーンでした。
PowerPoint(Keynote)が主役だったんです。
本来は視覚的補助であるはずの
プレゼンテーションツールが、
彼女の振る舞いによって、
脇役ではなく主役になっていました。
前半の講師は、
明らかに彼女自身が主役でした。
スクリーンが脇役。
彼女からほとんど、目を離すことがありませんでした。
このとき、何が起こっているのか。
それは「一緒にいる」という技術が
使われていない、ということです。
例えば、ディズニーランド。
アトラクションの列に並んでいるときに、
ゲームをしている子ども、いますよね。
デートをしているのに、スマホをいじっていたり。
授業中に落書きをしているのも、そうです。
その“場”や“人”と一緒にいずに、
違う世界に行ってしまっていることを
「一緒にいない」と言います。
つまり、講師の彼女は、
我々生徒と「一緒にいなかった」のです。
自分の世界に入っていた。
だから、私は取り残された感じがして
面白くない気持ちを味わっていたのです。
プレゼンテーションが下手な人の特徴。
それは、その場の空気や
その場にいる人と「一緒にいない」
ということです。
では、一緒にいるためには
どうしたら良いのか。
次回の記事で述べます。
追伸:
「タスク・マネジメント能力を引き上げる」
という道。
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