From：海東和貴
自宅の書斎より

彼は、重く黒い箱を抱えていた。
ずしりとした重さ。
金属とプラスチックでできたその箱は、角が尖っている。
重さが、手のひらにささる。
彼は思っていた。
一度、これをどこかに置きたい。

（これを、完璧な出来のこの箱を、誰か受け取ってくれないだろうか）
（何なら、良い値段で・・・）

＊　＊　＊

あなたが、完璧な「サーバー」を持っていたとしましょう。

サーバーとは、コンピューターネットワーク上で、
他のコンピューターにファイルやデータを提供する
コンピューターの意です。

電力効率、性能、拡張性、どれを取っても最新の技術。
世界で一番の完成度。あなたは苦心の末に、
ようやく最高峰のサーバーを開発することができました。

ところが、 これを、街の質屋に持っていったとしましょう。
5万円で買い取ってもらうのにも苦労するはずです。

一方、質屋や価値のわからない人を避けて、
世界最高峰のネットワーク設備会社に持っていったとしたら、
200万円以上の値をつけてくれるかもしれません。
買って欲しいということを説得しなくても、です。
あなたは余計なエネルギーを使わずに、
より高額で自身のサービスを売ることができます。

あなた自身のビジネスに本当に価値があるとすれば、
その辺りにいる「価値のわからない人」に売ることで
エネルギーを使ってはいけません。

本当に価値のあるものは、
その価値を理解できない人に売るよりも、
理解できる人に売る方がずっと簡単です。

あなたは、あなたが求める、
あなたのビジネスの価値をわかっている人に
しっかりと情報を届けていますか？

追伸：

「タスク・マネジメント能力を引き上げる」
という道。

この小規模な投資で、
仕組み化された行動力を手に入れ、
夢と目標の実現を早めたい経営者は、他にいませんか？
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