本が派手になっていく

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本が派手になっていく

From:海東和貴
目白のセミナー会場より

ある日、本を手に取って
ふと思ったことがあります。

本の装丁が日に日に派手になっていっているような・・・?
という感覚を得たのです。

数字的な統計は取っていませんが、
仮にこれが事実だった場合、理由はひとつです。
我々の生きる世界があまりに情報過多で
「選んでもらうための演出」が
ありとあらゆる場面で必要となっている、ということです。

昔は、電気屋さんと言えば近所にひとつでした。
そこに行けば事足りました。
今は、街にも移動中にもネットにも、
色々な場所に電気屋があります。
A店、B店、C店、、、とあり、
消費者に自分の店を選んでもらうためには
“理由”が必要なのです。

早く届く、
安い、
どこよりもサポートが厚い、
など。

古い時代の書籍を Google で画像検索
してみてください。
もの凄くシンプルな装丁のはずです。
単色に、タイトルだけが
シンプルに書かれているものと思います。

『7つの習慣』も、初版はとてもシンプルな体裁でした。
新装されたものは、より今日の流れにあった
スタイリッシュな仕上がりになっている印象です。

日本では現在、日に200冊の新刊が
出版されていると言います。
また、世界で1日につくられるデータ量は
「250京バイト」である、という説もあります。
DVDに入っている2時間の映画、約5億本分の計算です。

“選んでもらう”“手に取ってもらう”ために、
書籍も装丁がどんどん派手になっているのでしょう。

逆に『模範六法』のような、
特に選んでもらわなくても代替がないものについては、
今でも装丁はシンプルです。

あなたのビジネスにおいては、どうでしょうか。
別に“派手に演出して”と言うのではありません。
そうではなくて、顧客があなたのビジネスを“選ぶ理由”について、
きちんと述べていますか?
プレゼンテーションする準備をしていますか?

「顧客があなたを選ぶ理由を考える時間」を
取ってみてほしい、というのが今回の記事の趣旨です。


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