From：海東和貴
自宅近くの喫茶室より

多くの起業家が事業に失敗するか、
若しくは継続して事業を行えなくなる理由。

それは「広告費を予算に入れていないから」です。

良い仕事をしていれば、結果としてお客様が来てくれる、
そして継続して購入し続けてくれる、
という思い込みが根底にあります。

なぜ、広告費を予算に組み込まないといけないのか。
理由をお話しします。

「可能性」という切り口から。

ある人が、住宅地にカフェを開いたとします。
その人は
・美味しいコーヒーを提供して喜んでもらう
・地域の憩いの場にしてもらう
・隠れ家的にお忍びでも使ってもらえるカフェにする
などなど、色々な展望を持って、開店したはずです。

これらは、全て「可能性」です。

「人が笑顔でコーヒーを飲んでいる」可能性、
「地域の主婦がくつろいだ時間を過ごしている」可能性
「芸能人が時間を縫ってこっそり来ている」可能性

カフェを創業したとき、
そのオーナーが誰にも「店を開いた」ということを
告知しなかったら、どうなるでしょう。
看板も出ていない状態。

きっと、お客さんは来ないですよね。
従って、創作した「可能性」は実現しません。

例えば、
看板を出したら、周辺数キロの人が気がつきます。
チラシを出したら、最寄り駅を使う人の多くが気がつきます。
インターネットに出したら、日本中の人が気がつくかもしれません。
（例えばです。）

何が言いたいか。

自分の持っている「可能性」は、
自分の中にこっそり秘めているだけでは、
実現しないということです。

多くの人に分かち合ってこそ、
初めて、世界が、あなたの「可能性」に反応して
動き始めます。

そして、その「可能性」を発信する手段が、
事業においては「広告」です。

もちろん、莫大にかけてください、
という話がしたいのではありません。
「多い少ない関わらず、明らかに必要な費用です」
ということが伝えたいのです。

適切な広告、出していますか？
もしくは、出す予定がありますか？

そして、そのための予算は組んでありますか？？

今日もお読みいただき、ありがとうございます。