ネット集客
画像あり青森県・八戸の電気屋
From:海東和貴
丸の内のオフィスより
その日、出張で八戸に行っていた。
東北新幹線に“グランクラス”ができた頃の話。
「経験!」ということで、仲間とそのクラスに乗車。
快適な時間を過ごしたあとに、八戸駅に降り立ち、
タクシーで移動している最中に、その看板が目に入った。
* * *
以前に、
戦略1:あなたの会社を、見込み客に思い出してもらう方法。
という記事を書きました。
記事を一部、抜粋します。
↓
良いものを提供すれば、お客様がつく。
お客様の満足度を上げれば、紹介が発生する。
こういった想いを潜在的にお持ちの方は、いると思うのです。
間違ってはいないですし、この価値観が必要なときもあるでしょう。
ただ、この考え方をビジネスの根底におくと、成長が鈍ります。
その理由を紐解いていきましょう。
質問です。
あなたは四六時中、和食を食べたいと思っていますか??
良いプロフィール写真を撮ってほしいと、いつも考えていますか??
優秀な法律家に、自分を弁護してほしいって毎夜毎夜のように考えていますか?
きっと、考えていないと思うんです。
人は、他にもたくさん考えないといけないことがあります。
毎日、同じことなんて考えてられない。
つまり、あなたの会社の強みに対して、人は毎日のようにニーズを感じていないという大前提があります。
逆なんです。
ニーズが起こったときに、あなたの会社を思い出してもらうことが大事。
↑
この観点から、私が八戸でみかけた看板を共有します。
*写真はGoogleストリートビューからいただきました。
これは、もの凄いことなんじゃないかと感じました。
もう、テレビが壊れた瞬間に、
いつも車で通るこのお店のことを思い出しますよね。
きっとタウンページを開くなり、ネットで検索して、
すぐにこのお店に電話をしますよね。
○○○と言えば、あなた。
テレビが壊れたと言えば、この店。
よく、名刺に取扱品目や業務などを、
ずらりと並べている方、見かけます。
でも、それだとなかなか効果が出ない、
ということ薄々気がついているはずなんです。
電化製品、何でも売ってます。
家電、何でも直せます。
これだと、記憶に残らないんです。
人の記憶に引っかからない。
その点、テレビ修理社はとんがってます。
素晴らしい。
あなたの名刺を、改めて取り出してみてください。
名刺を渡した3ヶ月後にも、
○○○と言えば、あなた。
と思い出してもらえるつくりになっていますか?
念のためですが、飽くまでUSPという観点からのみ、
この名称を取り上げています。
ネーミングそのものの良さについては、言及していません。
このエリアの競合他社の調査や、
昨今のテレビ故障率についての調査は、
私は何もしていないからです。
今日もお読みいただき、ありがとうございます。
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