事業基盤を強化・再編したい
幽霊と扇風機
From:ペンシロー
特設お化け屋敷の前より
こんにちは、海東です。
じゃねーよ、ペンシローだよ。
すっかり夏だな。
読者諸兄も夏を満喫している事と思う。
夏といえば…
海、花火、スイカ、お祭り、なんていうのが定番だろうが
忘れちゃいけないのが怪談だな。
後輩ペンギンの中にも怪談好きがいて
怖がりなくせに聞きたがる。
怪談を聞いて、ゾッとして暑い夏を涼しく過ごすんだそうだ。
しかしよく考えてみてくれ
怪談は冷房でも扇風機でもない。
どんなに怖い怪談を聞いたって、
部屋の温度が下がるわけじゃない。
なんで怪談を聞いて涼しくなるのかって言ったら
そこに幽霊がいるような気がしてゾッとするからだ。
全ては想像力だ。
想像力で涼しくなっちまうんだな。
実際、人間の想像力って言うのはすごいものらしい。
海東に聞いたんだが
「エミール・クーエの法則」というものがあるそうだ。
フランスの「自己暗示法の創始者」が発見した法則だ。
法則1:意思と想像力が争えば必ず想像力が勝つ 。
法則2:想像力は意志の力の二乗に比例する。
法則3:意思と想像力が一致すればその力は和(+)ではなく積(×)である。
法則4:想像力は誘導が可能である。
エミール・クーエは、薬剤師をした頃に、この法則に気付いた。
意思をもって何かをしようとしても、
想像力がネガティブな方向に働くと、意思力よりも、
圧倒的に想像力の方が強く働く、ということだ。
しかし逆に想像力を全開にしたときのことを考えてみてくれ。
意思と想像力を一致させて掛け算を引き起こせば、
人生を大きく変える可能性だってあるわけだ。
そのために必要なもの、それは
“圧倒的な現実感”だ。
たとえば、昔こう言ってきた後輩ペンギンがいた。
歌って踊れるアイドルになりたい。
オレは言った。
目を閉じて想像しろ
ヒラヒラしたアイドルの服を着て、
ファンの前で歌って踊っている自分を。
たくさんのファンが、
お前のためにサイリウムを振っているところを。
後輩ペンギンは目をつぶってニヤニヤしていた。
ここで大事なことは、自分の視線がどこにあるか、ということだ。
観客側のカメラ(つまり、歌っている自分を俯瞰しているカメラ)だったか、
自分の眼の中のカメラ(自分の視点で観客を見渡しているカメラ)だったか。
当然、後者の方が圧倒的な現実感だ。
その場にいる自分を
まざまざと体験できているか、どうか。
それが大切だ。
読者諸兄の中にも
もっと売上伸ばせるはずなのに・・・。
もっとたくさんのお客様に買ってもらえるはずなのに・・・。
もっと高く売れるはずなのに・・・。
と思っている人がいるかもしれない。
そんな人は想像してみてくれ。
利益を3倍にしたいなら、
そうなった時の様子を。
圧倒的な現実感を持って想像してみてほしい。
想像力のすごさに驚くことになると思うぜ。
<(- 彡 )з三 ペンシロー
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