「どうもMacです。」の台詞が生まれた訳を知ってる?

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「どうもMacです。」の台詞が生まれた訳を知ってる?

From:海東和貴
神田のスタバより

あのCMは、今でも覚えています。
私が好きなラーメンズの、
片桐仁さんと、小林賢太郎さんが出ていたCM。

「どうもMacです。」
「こんにちはパソコンです。」

このCMは、世界中で放映されました。
(もちろん、キャストは各国で違います。)

あのCMを通じて、
Apple が仕掛けたことは何だったのでしょう。

下記のイメージをご覧ください。

写真 2015-09-07 5 24 50

要は、Macだって、パソコンなんですよ。
パソコンというカテゴリーの中に、Macがあった。
本来は。

そこを分離させて、Mac というカテゴリーを
創出したわけです。

パソコン・カテゴリーの中には、
東芝、レノボ、ソニーなどのブランドがうようよしています。
我々ユーザーは、それらのブランドそれぞれについては、
何となく把握しています。
でも「ソニーのVAIO」のエントリーモデルと上位モデルの差だったり、
機能の違いなんて、よくわからないんですよ。

一方、Mac・カテゴリー。
このカテゴリーにはうようよしているものがありませんから、
多くのユーザーは「MacBook Air」「MacBook Pro」「iMac」などの、
各製品についての名前を知っているわけです。

私がクライアントに対して使う言葉で、
「マーケティング」と「フルフィルメント」
という言葉があります。

マーケティングとは、顧客との約束。
フルフィルメントとは、その顧客との約束を守るためのあらゆる施策です。

先に製品があり、それを「どう売ろうか」ではなく。

「どんな価値を顧客に提供しようか」と考え、
それを実現するために製品を創る。

フルフィルメントが先ではなく、
マーケティング先。

世界的に有名な企業は、
この順序で仕組みをつくっています。

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