社員ひとりあたりの粗利

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売上げUP・シェア拡大をしたい

社員ひとりあたりの粗利

From:海東和貴
新宿の、ゴジラがいるビルのホテルのラウンジより

以前に下記の文言を書きました。

* * *

自身のビジネスが
「世界にどれくらい価値提供をし、
結果として喜ばれているか」の尺度のひとつとして、
「社員ひとりあたりの粗利」という考え方があります。
ビジネスにおける粗利、つまりは総売上から
変動費を差し引いた費用を算出し、
それを経営者プラス正規雇用のスタッフの総数で割るのです。
その数字が、2,000万円を超えているか。

* * *

一般的な上場企業については、
社員ひとりあたりの粗利は年間2,000万円~3,000万円です。
武田薬品に関していえば、
社員ひとりあたりの粗利は年間7,000万円です。
あなたのビジネスにおいてはいかがでしょう。
決算書上の「売上総利益」の数字を、
あなたを含めた役員、正社員(正規雇用)の合算値で割ってみてください。

私たち中小企業経営者は、
色々な思惑を持って「大企業で働かない」という道を選び、
歩んでいます。
だとしたら、その大企業で働く人よりも、
より高い成果を得たいと思うのではないでしょうか。

言葉は悪いですが、大企業で働く従業員より、
あなたの方が遥かに大きなリスクを背負っています。
だとしたらそのリスクに見合ったリターンを
得るための道を模索したいはずです。

世界により高い価値を提供し続け、
あなたのビジネスにおける粗利を向上させるためには、
まずは環境面を整える必要があります。
あなた自身が、常に最大限のパフォーマンスで
動き続けるための環境です。
それらの環境要因の中で、今回は3つの切り口を書きます。
1.先生
あなたの水先案内人となる人です。
あなたを俯瞰できる人、
もしくはあなたが求めている成果を既に得ている人です。
“メンター”という表現がなされる場合もあります。
お金を払ってでも先生をつけた方が成長は格段に早まります。
世で“成功している”とされている著名な人も、
ほとんどの場合、先生をつけています。

2.同志
志を同じくする仲間であり、
時にはあなたの尻を叩いてくれる人です。

3.コミュニティー
お互いを高め合うための共同体であり、
良き先人や後輩がいるような組織です。

あなたの現状は、どうですか?
どんな先生がいますか?
どんな同志と歩んでいますか?
どんなコミュニティーに所属していますか?

書き出してみてください。


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