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行動を起こせない人の共通点
From:海東和貴
丸の内のオフィスより
100人の人が受けているセミナーがありました。
後日、アンケートを取ったところ、
講師の言ったことのそのまま実践している人は10人でした。
さらに後日、アンケートを取りました。
講師の言ったことをそのまま実践して、
きちんと成果に結びつけている人は1人でした。
極論ですが、多くの研修において、
この数字が当てはまると言われています。
参加者の声を聞くと「消化できないので、行動できない」
という声を聞くことがあります。
腹オチしないので動けない。
納得してないので行動に結びつかない。
消化不良。
これは、目標に向かって段階的に成長を果たすにあたって大きな壁です。
この「考え方」事態が壁ということです。
問題は、順序にあります。
消化してから行動するのではありません。
行動してから消化するのです。
人間の実際の食事に例えるとわかりやすいかもしれません。
まずは食べないことには、消化は始まりません。
親、先生、友人、仲間、パートナー、
そして私のようなコーチから行動の選択肢が提示された状態。
それは、食卓に皿と料理が置かれた状態です。
それ以上でも、それ以下でもありません。
人は、あなたに対して無理矢理に食べさせることはできません。
食べるか、食べないか。
それはご自身が決めることです。
そして、食べなければ、消化は始まりません。
「行動の選択肢」において食べるということは、
まずは一歩、動いてみるということです。
考えている暇があるならば、まずは一口、食べてみる。
このとき、絶対的に守らなければならないことは
「自分がやる」と言ったことは「やる」ということ。
自分の言葉を守れない場合に、人は成長しません。
「ダイエットする!」と決めました。専門家に相談しました。
「食事的アプローチ」と「運動的アプローチ」が良い、と言われました。
よくわからないけど、ダイエットを成功させるために
専門家のアドバイスに従う、と決めました。
まずは朝、ストレッチと筋トレをしてくださいと提案されます。
翌朝、起きて行動に移すにあたって
「昨日、やるとは言ったけど、本当に効果があるのかな・・・。
腰を痛めたりしないかな。」
などと考えて行動に移さなければ、人は全く成長しないのです。
行動を起こせない人の共通点。
それは、食べることと消化をすることの
順序を間違えている場合が多いのです。
食べないことには、消化は始まりません。
まずは一歩、動いてみる。
行動を起こしてみる。そして消化が始まって、
どうやらこれを食べ続けたら太りそうだとなったら、
そのときに次にどうするか、考えれば良いのです。
自分がやると言ったことは、やる。
言葉に出したことは、やる。そこから人の成長は始まります。
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